特に街中では、空気中の酸素濃度が低下しています。
一般的に空気の成分は「窒素７８．０８４％」、「酸素２０．９４７％」、「アルゴン０．９３４％」、「二酸化炭素０．０３２％」で、特に都市や街中では酸素濃度は低酸素状態の１９%から２０%といわれており高山病になるほどに酸素不足が常態化しています。
人間が生存する上での最低酸素濃度が１８%と云われていますので既に境界域にあるといわれています。
コラーゲンを活性化させるのも酸素の役割
１世紀前までは、酸素濃度が２４%前後程度はあったと云われています。
近年は、ＰＭ２.５に代表される大気汚染、森林などの環境破壊などが複合的に絡み合い、地球温暖化の原因とされているＣＯ2の増加などがあげられます。
酸素は動物が呼吸し生命を存続するために必要不可欠です。
体に取り入れられた酸素はの約３０%が脳で使われています。
また、食品添加物やアルコール、クスリなどを分解するときにも酸素が使われます。
お肌の美容に重要な関連性のあるコラーゲンを活性化させているのも酸素の役割と云われています。
酸素が不足すれば、肌の老化につながることになります。
新潟大学大学院教授の安保徹氏の著書「免疫革命」
低体温・低酸素状態は免疫力を低下させて病気の最大原因になるといわれています。
ストレスを受けると低体温、低酸素、高血糖状態になることがラットを使った実験でも解明されています。
高度情報社会の中でのストレスは、人の体を低体温、低酸素、高血糖状態にしている可能性があります。
ストレス状態を脱するには、睡眠や食事、運動などの生活習慣にリズムとバランスを取り入れることが大切です。
免疫学専門の安保徹教授は血流を改善し体温を上げること体に酸素を取り入れることが大切だといっています。
体内の活性酸素が増えると肌の老化がすすむともいわれています。
最近は、美容の分野でも抗酸化物質として「高濃度酸素水」が注目されています。
社会での日々のストレスは体をむしばんでいます。
時には都会を離れて樹木に覆われた事前環境で深呼吸をしてキレイな空気を体に取り入れてみませんか。
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