月一回の週末一日断食のご紹介
つい食べ過ぎたり、飲み過ぎてしまことがあります。
食べすぎや飲みすぎは、胃腸に過度な負担をかけます。
週末断食はいつでも始められます。
年末年始をきっかけに、新年から週末断食を始めませんか。
毎日の朝食を抜く「プチ断食」が一時的に流行しました。
しかし、昼食や夕飯にも制約があり、ビジネスパーソンが「プチ断食」を習慣化するには負担が大きいため普及しませんでした。
朝食を抜いても、空腹の胃袋に昼食が効率良く消化吸収されて、全て栄養になるとダイエットにはなりません。
プチ断食に挫折した方には、月に一回の週末一日断食をオススメします。
英国で5000人の双子の腸内細菌を調べ『双子の遺伝子』の著書で知られているティム・スペクター博士の新著『The Diet Myth』(ダイエットのウソ)をご紹介します。
この著書で、腸内環境の大切さが詳しく書かれていますが「週末断食」や「一日断食」のようなプチ断食は、腸内環境を良い方向に変える効果があると説明しています。
『長生きするのはどっち?』の著者の秋津壽男医師も推薦する軽い断食法
「主治医が見つかる診療所」に出演している秋津壽男医師は、著書『長生きするのはどっち?』の中で「本当にいい健康法は、必ず長く世のなかに残っているもの」だと断言しています。
この著書の食の分野では、糖分制限、塩分制限、軽い断食法、ヨーグルト、クレロラ、養命酒などを推挙しています。
月に一回の週末一日断食なら軽い断食法として、秋津医師のすすめる長く世に残っている健康法と言えます。
多くの芸能人が断食を健康法として取り入れています。
芸能人のお仕事は、生活習慣が不規則ですが、断食することで肌がきれいになり、体も軽くすっきりして、精神面でも改善効果があります。
週末一日断食は、本断食やプチ断食と比較しても非常に簡単なので、チャレンジしてみませんか。
月一回の週末一日断食の効果
空腹時間をつくる事で、さまざまなメリットがありますが、実際に科学的な研究で明らかにされている事がいくつがかあります。
1.若返り、美肌、健康効果
空腹になると生命の危険を察知して、自分の守るために、長寿遺伝子であるサーチュイン遺伝子のスイッチがONになり、体内の組織が活性化して若返りや健康効果が期待できます。
2.生活習慣病の予防効果
体脂肪が減少すると、アディポネクチンの分泌が盛んになります。
アディポネクチンは、エネルギー代謝に大きく関わっていて、血管修復作用や脂肪燃焼作用、血管拡張作用などがあります。
また、糖尿病や高血圧、メタボリックシンドロームなどの予防効果があります。
3.便秘の改善効果
日本は戦後の高度経済成長期に食事の欧米化が進み肉などの高脂肪、高タンパクの食事が中心となってきました。
欧米型の食事は消化に時間を要するため食べ物が完全に消化されないうちに次の食べ物が入ってくることになります。
その結果、胃腸に過度な負担がかかり胃腸が休養する時間が少なくなってしまいます。
断食は、胃や腸を休ませて腸内フローラを改善して善玉菌の働きを活発にするので排便を促進します。
また、排便する事で腸に、たまったガスや毒素も排出しますので体内を清潔に保つメリットもあります。
月一回の週末断食を始めませんか
週末にできる一日断食です。
一日断食しただけでも胃腸が休まり体が軽くなるのが感じられます。
金曜日(一日断食の前日)
断食日の前夜の食事は夜9時までに消化の良い物を腹8分目程度にして済ませましょう。
この日は刺激物や揚げ物、お酒なども控えましょう。
土曜日(断食日)
一日断食の日は、基本的に水以外の食べ物や飲み物は一切何も摂取しないことが基本です。
水は事前に用意して置き、じゅうぶんな水分補給をしましょう。温かい白湯、お茶でも大丈夫です。
一日断食の日は、ゆったりとした気持ちでのんびり過ごすことが成功のポイントです。
ストレスが強く精神的に不安定の時や体調が悪い時は止めましょう。
断食を開始しても異変を感じた時は無理をせずに中止することも重要です。
日を改めて再チャレンジできるのですから。
日曜日(断食の翌日)
一番大切なのは断食の翌日です。
丸一日休息した消化器官を急な負担をかけないように徐々に戻していきます。
赤ちゃんの離乳食をイメージしましょう。
朝ごはんは「半がゆ」を食べます。
半がゆを半膳から一膳程度にして胃腸の様子を確かめながらゆっくりと食べましょう。
昼ごはんは普通のおかゆを一膳ほどをゆっくりと食べましょう。
普段よりも美味しいと感じられるはずです。
断食が終わった解放感から好きなものを食べようなどと考えないでください。
肉や魚などの動物性の食べ物やスナック菓子等も胃腸が荒れる原因になります。
また断食の翌日はお酒やコーヒーなどの刺激物も禁止です。
月曜日まで我慢しましょう。
晩ご飯は普段の食事の半分程度の量を目安にして消化の良い柔らかい物を中心に
ゆっくり、よくかんで食べましょう。
次に当てはまる方は断食を止めましょう
1.10代前半までの方
成長期の断食(栄養の制限)は発育に悪い影響を及ぼすことを考慮すべきでしょう。
成長障がいの危険があります。
2.60歳を過ぎた方
体の感受性が低下しているので断食中の喉の渇きに気づきにくく脱水状態を起して危険な状態となることがあります。
3.妊娠中の方
一番大切な胎児に栄養が行き届かなくなります。妊娠の方で太っていても産後に断食やダイエットを計画しましょう。
4.体力を使う仕事やハードなスポーツをしている方
必要なエネルギーが供給されないため体調を壊してしまう原因になります。
また、薬を常用している方が絶食を始める場合は必ず主治医にご相談ください。
病気の人は断食に注意を払う必要があります。
病気によっては、絶食することで血糖値が下がり過ぎて低血糖症を引き起こし命の危険が伴うケースもあります。
週末断食をすることで体調が良くなった、頭がスッキリするといった感想が聞かれます。体調と相談しながら一度取り組んでみませんか。
若返りにこだわりがある方に、NMNサプリメント、こちらで購入できます。
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