糖尿病性神経障害の症状と改善
糖尿病の三大合併症で、早期に現れるのが、糖尿病性神経障害です。
糖尿病性神経障害によく現れる症状
症状1.
暑くもないのに、ダラダラと汗が出る。
症状2.
下痢と便秘を繰り返す。
症状3.
暑さや痛みを感じ難くなる。
高血糖の状態が続くと、上記の様な症状が起こり始めます。
そして、糖尿病の合併症である神経障害を起こしている可能性があります。
糖尿病性神経障害になると、熱さや痛みを感じ難くなるため、軽いやけど済むところが重度のやけどになったりします。
また、足を怪我しても気がつかず、バイ菌が入り感染症などを引き起こして足の切断をしなければならないケースもあります。
症状の特徴としては、これらが左右対象に同じ部位で起こります。
例えば、両方の手足の指先が 同時にしびれたり、感覚がなくなるなどの症状が起こります。
最初に抹消神経の感覚神経に障害が起こります。
次に抹消神経の運動神経にも影響が起こり、筋肉に力が入りにくくなったり、顔面神経麻痺や目を動かす筋肉にも影響が及び物が二重に見えたりします。
また、皮膚荒れがひどくなったり、キズが治り難くなります。
この様な症状が見られる方は早目には病院へいきましよう。
糖尿病性神経障害の可能性があります。
隠れ高血糖とは
通常の健康診断では高血糖を判別出来ないケースがあります。
食後に血糖値が急激に上がり短時間のうちに正常値に戻る人がおります。
この様な方の場合、健康診断では、血糖値が上がらず、見すごされてしまいます。
健康診断は、空腹時に実施されるため、血糖値が正常範囲内に収まっていますので見逃されてしまう可能性があります。
糖分の吸収を抑える食品
豆乳は、糖分の吸収を抑える働きがあります。
食前にコップ半分程度の豆乳を飲むことで、急激な血糖値の上昇を抑える事が出来ます。
注意する点として豆乳にも糖分が含まれているので、飲み過ぎると逆効果になります。
お酢にも、血糖値を抑える効果があります。
レモン、グレープフルーツ、梅干しなども同じ効果があります。
豚肉にはビタミンB1を豊富に含んでいますが、ビタミンB1は糖分の吸収を抑える作用があり、ネギや生姜などと一緒に料理すれば、より効果があります。