糖尿病辞典

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完治する糖尿病|注目薬!インクレチン関連薬

 

食べ物が小腸に到達すると食べ物が来たという信号が発せられて、小腸よりインクレチンというホルモンが分泌されます。

 

インクレチンは、すい臓に働きかけてインスリンが分泌されます。

 

このインクレチンの作用を利用した薬がインクレチン関連薬です。

 

 

インクレチン関連薬はとても優れた薬!!

 

 

1.低血糖を起さない。

 

これまでの血糖値を下げる薬は効き過ぎると血糖値が下がり過ぎて起こる低血糖の恐れがありました。

しかし、インクレチン関連薬は血糖値が高いときにだけ下げる作用が発揮され、血糖値が下がってくると作用が働かなくなりますので低血糖の恐れがなくなります。

 

 

2.ダイエット効果があるインクレチン関連薬

 

血糖値に応じてすい臓からのインスリン分泌を促すので体重が増えません。またインクレチン自体にダイエット作用があります。

 

 

3.自然に近いかたちで血糖値を下げる

 

インスリン抵抗性によるインスリン過剰分泌の状態で動脈硬化が心配されるときでも状態を悪化させずにグルカン分泌抑制作用が働き血糖値を下げます。

 

 

4.β細胞が減らず、逆に増えることも

 

インスリンの分泌を増やすために使うSU薬で、すい臓のβ細胞を刺激し過ぎるとβ細胞が疲弊してしまい機能が低下してしまいます。

 

インクレチン関連薬はインスリンが必要な血糖値にならないと働きませんのでβ細胞に優しい薬です。

 

またインクレチン関連薬にはβ細胞を増やす作用があることがわかっています。

 

 

 

5.合併症の予防効果

 

まだ研究段階ですが糖尿病の合併症の予防効果が期待されています。

 

合併症である心筋梗塞や脳梗塞の予防や発症した場合に軽度に抑制されるといったところです。

 

 

6.殆どの患者に使用できる

 

糖尿病の初期の患者や他の薬の効果がなくなった方など範囲が広く、β細胞を守る観点からも期待が高まりつつあります。

 

 

7.副作用

 

インクレチン関連薬は副作用も少ない点があげられます。

 

投与を始めてから2ヶ月くらいは吐き気や下痢などがありますが、そのうちなくなります。

 

ただし、インクレチン関連薬は一型糖尿病のようにもともとインスリンが出ない患者には効果がありません。

 

 
糖尿病の検査、治療は内科ですが、最近総合病院では「糖尿病科」が設置されている病院があります。
 
血糖値が気になる方は、医療機関を受診し、血糖値に異常がある場合早期の治療が必須です。
 
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