助けて!きわめびと 記憶力アップ大作戦
「人の名前がどうしても思い出せない!」
そんな経験誰でもあると思います。
記憶には、短期記憶と長期記憶がありますが、短期記憶では情報はいったん海馬に記憶され、次々に忘れ去られます。
一方で、印象的な事柄や繰り返しの学習をすると脳は重要な情報であると認識して海馬から大脳皮質に情報が移されて記憶が定着します。
例えば、人の名前を記憶する時には、名前を絵や物語にして視覚化することで、印象的な事柄になり長期記憶として定着させることが出来ます。
自分の身近な感情と結び付けると、より印象的な事柄となって記憶に残りやすくなります。
助けて!きわめびと「物忘れ解消!記憶力アップ大作戦」では、記憶力を競う大会で日本チャンピオンに輝いた池田義博さんが脳に定着する記憶術を紹介してくれました。
名前などの覚えたい事を自分なりに物語を創作して一枚のストーリーのある絵にしましょう。
絵にするときは、自分で勝手にイメージを創作して覚えやすいようにすると、強く印象に残り記憶することができます。
番組に出演した方の名前の覚え方が紹介されました。
人の名前を覚える方法
語呂合わせ法
「一宮広絵」さんを記憶する時の例
語呂合わせの設定
「いちいち、お宮でゴミを拾え」
記憶する絵
「一宮さんが、お宮の神主さまに命令されて一つ一つゴミを拾っている絵を空想する」
「出典:NHK助けて!きわめびと」
語呂合わせ法
「望月あつこ」さんを記憶する時の例
語呂合わせの設定
「つきたての餅を触って熱い」
記憶する絵
「餅(望)をつい(月)て、つきたての餅をさわってあついと言っている絵を空想する」
「出典:NHK助けて!きわめびと」
キャラクター設定法
「許真弓」さんを記憶する時の例
キャラクターの設定
「眉毛に「み」を書いたがうまく書けず自分を許せない」
記憶する絵
「お化粧の時に眉毛に「み」を書くが、うまくいかなくて許せないと怒っている絵を空想する」
「出典:NHK助けて!きわめびと」
有名人活用法
山本文子さんを記憶する時の例
有名人活用
「山本という姓だから姓が山本の有名人を活用する」
記憶する絵
「演歌歌手の山本譲二さんにラブレター(文)を書いている絵を空想する」
「出典:NHK助けて!きわめびと」
数字の記憶法
数字や英字を記憶する時も、絵に変換して記憶すると覚えやすいです。
例えば、車を止めた駐車場の番号が「B 21」であった場合の記憶法も絵を空想して覚えます。
記憶する絵
ブラジャー(B)をくわえたアヒル(2)が煙突(1)に止まっている絵を空想する。
数字と絵の対応表
0 → 「ボール」
1 → 「煙突」
2 → 「アヒル」
3 → 「耳」
4 → 「ヨット」
5 → 「鍵」
6 → 「像」
7 → 「鎌」
8 → 「雪だるま」
9 → 「オタマジャクシ」
年齢を重ねると確かに記憶量は低下することは仕方がないことです。
しかし、経験が豊富だから、色々な設定を考案して記憶することができるので、記憶力が悪いと諦める必要は全くないようです。
残したい記憶は、時々記憶の倉庫から取り出して復習をすることでしっかりと定着させることができます。
興味が無い事柄は記憶から自然に消えていきます。
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