老人性認知症の予防進行対策


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肉食系は海馬を萎縮させ認知症のリスクを高める研究結果

 

肉食系は海馬を萎縮させ認知症のリスクを高める 

 

欧米型の高脂肪、高たんぱくの食事が海馬を萎縮させて認知症の原因になっていることがかりました。
 
この研究を行ったのはオーストラリアの研究グループで、「新鮮な野菜や果物や魚などを食べているグループ」と「焼き肉、ソーセージ、ハンバーグ、ステーキ、ポテトチップスや清涼飲料水などのジャンクフードを食べているグループ」に分けて、脳の記憶や学習などに関与している海馬に与える影響について調べました。
 
海馬は脳の奥に左右に1個ずつあり、タツノオトシゴに似た形状からこの名前がつけられています。
 
海馬は、人の記憶や学習、精神の安定などに深く関与しており、大人になっても新しい神経細胞を生産できるまれな領域なのです。
 
アルツハイマー病や軽い認知障害では、右海馬よりも左海馬の方が小さくなる傾向があるようです。
 
研究は、2001年に当時60から64歳だった225人の男女を前出の「野菜系」と「肉食系」のグループに分けてアンケートとMRIの画像診断で行われました。
 
4年間経過後にMRIの画像診断で比較したところ、以下の結果になりました。
 
 
◎「野菜系」のグループでは左側の海馬の体積が平均45.7も大きくなっていた。
 
◎「肉食系」のグループでは左側の海馬の体積が52.6?小さくなっていた。
 
 
研究グループは、食習慣における栄養のバランスが少なくとも部分的に海馬に影響し認知症などのリスクを変動させている可能性があると報告しています。
 
また、別の研究グループの結果をご紹介しますと、米国コロンビア大学が行った研究でも「オリーブ油を多く使い、ナッツ類、魚、トマト、鶏肉、果物、葉物野菜」などを多く摂る地中海食に最も近い食事を摂っていたグループは、それ以外の食事を摂ったグループと比較してアルツハイマー性認知症の発症率が38%も低下したと報告しています。
 
研究者は「心身ともに健康で豊かな老後を望むなら、今すぐに食事に肉食中心のジャンクフードが多すぎないかをチェックし、野菜を中心にした食材を取り入れるべき」と話しています。
 
いずれの研究も、腸内環境を整える食べ物と一致していることから、今後、腸内細菌と認知症の関連の研究も進むものと思われます。


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