中古車の後付け急発進防止装置「ペダルの見張り番」
自動ブレーキ機能はユーザーの関心が高く新車への搭載は着々と進んでいます。
しかしながら、中古車への搭載はほとんど進んでいません。
年間の中古車販売台数は約400万台で新車販売台数の約8割りの水準であることを考えると無視できない状況といえます。
今後、自動ブレーキ機能搭載車が中古車市場に出回るまでにはかなりの期間がかるため、自動ブレーキ機能未搭載のユーザーからすれば自動車メーカーに対応をお願いしたいところです。
しかし、各自動車メーカーは自動ブレーキ機能の後付けに二の足を踏んでいますが、それなりの理由があるようです。
そのひとつが技術的な問題で、最近の車はエンジンとブレーキの動きがコンピュータ制御されているためセンサーなど複雑な装備が必要になり後付けで中古車に設置するのが困難であるということ。
もうひとつは自動ブレーキ機能は自動車の組み立て段階で組み込まない限り事故が起きた際に責任が取れないという理由からです。
年間にブレーキとアクセルの踏み間違いの事故が約6000件以上も発生しています。
中古車に後付けで自動ブレーキ機能を搭載出来れば事故は極端に少なくなると考えられますがそう簡単ではないようです。
このような状況下で2016年12月にオートバックスセブンが急発進防止装置「ペダルの見張り番」を発売しました。
この「ペダルの見張り番」は「自動ブレーキ機能」ではありませんが低価格で安全を確保出来ることから問い合わせが相次いでいます。
「ペダルの見張り番」の仕組みはアクセルとブレーキの踏み間違いを防止する装置でアクセルペダルを踏み込んだ量を電気的に制御して誤発進を防止するシンプルなものでカメラやセンサー機能などの複雑な装置は付いていません。
取り付けの対象となる車は軽自動車を含む約100車種に対応しており価格は取り付け費用込みで税別3万9999円の低価格で販売されています。
現状の中古車の安全装置としては「ペダルの見張り番」は事故防止のための一つの選択肢といえるのではないでしょうか。
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