新車購入後に車を長持ちさせるために必要なこと
新車購入後は車に慣れていないため思わぬ事故を起こすことがあります。
そんな悲惨な事にならないように、自分の運転慣らしと、車の走行慣らしをしましょう。
前の車の運転感覚で乗ってしまい内輪差などによって新車にキズをつけてしまうことも考えられます。
車は昔に比べ格段に精度が向上しているので慣らし運転は必要ないという声も聞かれますが、やはり車は機械ですので各部品にオイルが巡って馴染むまでは急発進や急加速は避け、やるべきメンテナンスもしっかりとやっておけば後々のメリットも多いと思います。
納車から2000km程度までは段階的な慣らし運転をおすすめします。
基本的なチェックをしましょう
新車では5000km前後まで走行しないと本調子が出ないのが普通です。
最初は燃費も悪かったりしますが、焦らず走行を重ねるうちにエンジン内部がスムーズに回転するようになって燃費も良くなります。
新車購入後は、まずボンネットを開けてエンジンルームのオイルや冷却水などをチェックしましょう。
タイヤの空気圧も基準値ないしは10%程度高めが理想ですのでチェックしておきましょう。
ヘッドライトのチェックでは光の高さや左右のばらつきの光軸不良がないかチェックしましょう。
タイヤをチェックしましょう
タイヤの空気圧のチェックとともにタイヤの偏摩耗を起こさないためにもチェックが必要です。
タイヤのアラインメントが狂っているとタイヤの片べりが起きます。
新車の購入後は偏摩耗がないかタイヤの減り具合を目視で点検し異常があれば購入先のディーラーに持ち込みましょう。
また、平坦で真っ直ぐな道を少し走らせてハンドルの握りを少し緩めると左右のどちらかに曲がってしまう場合があります。
中古車では多く見られますがハンドルを取れるという状態です。
足回りのホイールアライメント調整もしくはサイドスリップ調整が必要ですので購入したディーラーに持ち込んで調整してもらいましょう。
「ホイールアライメント調整」とは、足まわりの微妙な角度の歪みを調整してタイヤを路面に対して均等に接地させることでタイヤの溝の減りを均一にすることでタイヤを長持ちにつながります。
また、「サイドスリップ調整」とは、タイヤの「外向き」や「内向き」の角度の調整でホイールアライメント調整の仕上げに行うものです。
新車購入後はタイヤの状態を観察するためにも走行距離が100qに達するまでは時速80q以下に抑えましょう。
急発進、急加速、急ブレーキを避けましょう
新車購入後は2000kmくらいまでは、なるべくサスペンションの動きを滑らかにするため急発進や急加速、急旋回は避けましょう。
また、高速道路でも一番左の低速車線を時速100q以下で走行し、極力未舗装の山岳道路などの劣悪な道路での運転は控えましょう。
新車購入後は急発進や急ブレーキを避けましょう。
急発進や急ブレーキなどはエンジンやブレーキに大きな負担をかけます。
また、ハンドルやサスペンションなどにも悪影響を及ぼしますので急発進や急ブレーキは控えてできるだけ避け、ゆっくりとアクセルを踏み、極力やさしくブレーキペダルを踏むようにしましょう。以上のような運転は燃費の向上にも役立ちます。
この2000kmくらいを目処にエンジンオイルとオイルフィルタを交換しましょう。エンジン内部のゴミなども掃除できるはずです。
新車の走行距離と回転数のおおよその目安
走行距離500kmくらいまでは急な加速は避けてエンジンの回転数を徐々に上げていき2500回転くらいまでに抑えましょう。
アクセルペダルは半開程度に抑えゆっくりと踏み込みましょう。極力急ブレーキや急ハンドル、凸凹道の走行は避けましょう。
走行距離500kmを超えたあたりから回転数を2500回転から3500回転まで上げていきます。この回転数があれば周囲の車に迷惑をかけずに走行できます。
低速ギアでの急発進は避けてアクセルペダルはゆっくりと踏み込みましょう。不必要な急ブレーキ、急ハンドルを避けましょう。
走行距離が1000kmを超えてくれば新車の運転にも慣れてきます。
回転数の上限4500回転を目標にして周囲の安全に気をつけて運転しましょう。
高速の合流など加速が必要な場面や周りの安全に気を付けて、回転数を上げて加速を行ってみてください。
走行距離が1500qを超えてきた辺りから最後の慣らし運転になります。
回転数を5500回転まで上げてみます。かなりの加速スピードなので周囲の交通に十分に注意してドライブしましょう。
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