メーカー各社は軽自動車の海外展開に力を入れ始めた
軽自動車は、今から約60年前に日本国内独自の規格で開発されました。
当時はスバル360が一世を風びした時代でしたが、軽自動車は排気量が660CC以下の車で日本国内だけで製造、販売されて、海外にはない、独自の発展遂げてきました。
まさに「ガラ軽」ですね。
2012年には、国内の新車販売台数に占める軽自動車の割合が全体の4割に達しました。年々この割合は増加傾向をたどっています。
最近では、新興国をはじめ世界的にも軽自動車のニーズが高まりつつあり、価格や燃費など経済性や環境に優しい点が注目されています。
しかし、現在の国内規格のままでは海外には輸出できないので、日本国内だけの仕様から世界的に通用する軽自動車に仕立てるために車体や部品を世界標準に合わせる必要があります。
スズキ自動車は約15年にインドにおいて、アルトに800CCのエンジンに積み替えてマルチ800として発売し成功を収めています。
最近では、独フォルクスワーゲンや伊フィアットが1000CCクラスの小型車を新たに製造販売しており世界的にも競争が激しくなりつつあります。
日本メーカー各社が新興国をターゲットするとなれば、排気量を1000CC程度に上げる必要があります。
発展途上の新興国では日本国内より一度に乗る乗車人数が多く、荷物の積載量が多くなるため排気量の高い馬力のある車にニーズがあります。
新興国での販売では、日本の高度な技術を駆使して耐久性と安全性に優れ、そして価格が安く、価格性能比の高い小型車が求められているようです。
スズキやホンダなど軽自動車の販売競争はし烈を極めており、性能や使い勝手の良さの向上に寄与しています。この観点からも今後日本から新興国などの海外への販売台数が急増すると推測されます。
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