盗難車を購入してしまつたら!
車の盗難が増えています
最近、車の盗難が急増しています。特に人気の高い車種やグレードの高い車が被害を受けています。
外国人の窃盗グループや日本人が関与している場合もあるようです。
盗んだ車は、千葉や茨城のヤードと呼ばれる場所に運ばれて、車台番号の改造などが施され、証拠隠滅されて中古車市場で売却されたり、海外へ輸出されているようです。
気持ちの良いものではありませんが、万一購入した車が盗難車と判明した場合、どう対応すれば良いのでしょうか?
前の所有者に返還を求められたら返還義務はあるのでしょうか?
最近インターネットや雑誌で盗難に巻き込まれた被害者が自分の車だと名乗りでるケースが記事になっていました。
その車にしかない、特色など所有者しか知り得ないことをいわれて、返還を求められた場合に返還義務があるのでしょうか?
結論から述べますと、車を購入した時に所有者として名義変更をしているはずですので車検証に記載されている名義の人が現在の所有者になり、返還の義務はないということになります。
中古車の販売店では、中古車を買取ったり、オークション市場で落札した車の入念なチェックをしています。
車の盗難が急増している昨今、中古車の販売店には行政からも注意が喚起されております。
しかし、窃盗グループは改造のプロでもあり、手口も巧妙なため判別が難しいケースも多いのです。
仕入れた車が疑わしい場合は陸運局で調べてもらえば盗難車かどうかは判明します。
陸運局で職権打刻された車は避けた方が無難です
中古車の販売店がオークション市場で仕入れた車にはクレーム期間があり、1週間以内であれば、出品者へ返品が可能になっています。
もし、盗難車の登録時に偽造した実印の印鑑証明や委任状で車検証を取得していたら、この時点で犯罪行為となりますので、この事実を盗難被害者が実証すれば車を返還してもらえます。
車の購入する前に、車に固有の車台番号の刻印の箇所に違和感がないかチェックをしましょう。
また、車台番号が何らかの原因で読み取り不明となった場合に陸運局が職権で打刻する職権打刻の車は、避けたほうがよさそうです。
不自然な車検期間は盗難車の可能性も
盗難車が断トツに多いメーカーは、トヨタです。中でもプリウスの被害が急増しています。
盗難車の多い都道府県は、愛知県を筆頭に大阪府や千葉県などが毎年上位を占めています。
最近では、高級車に限らずミドルカーや軽自動車の盗難件数も増えていますので、自分は大丈夫と安心せず車種やグレードにかかわらず注意をしましょう。
素人でも簡単に盗難車を見分ける方法があるのでしょうか?
そこで盗難車を掴まされないための知識として、盗難車の場合は車検期間が不自然になる場合が有ります。
例えば、平成24年式の新車が平成25年現在時点で既に車検切れとなっているような場合です。
3年間あるはずの車検期間が1年で切れてしまっているのはどの様な理由によるのでしょうか。
実は、盗難車の被害者が盗難保険に加入していて、その保険金が支払われた後に盗難車が発見された場合、車の所有権は被害者ではなく、被害者に保険金を支払った保険会社になります。
保険会社は、車を修理し売却して利益が出るようであれば業者オークション市場で売却し支払った保険金の穴埋めをします。
盗難車は、オークション市場で買い手がつけば一般の中古車として普通に流通することになります。
一般に流通するということは、私達が知らず知らずのうちに購入してしまう可能性もあります。
盗難車だと事前に分かれば購入は避けたいところです。
盗難車であることを購入前に知る手がかりの一つが車検の期間です
保険会社は車の名義を自社に切り替えた上で抹消登録をします。
新車登録から3年未満の車が車検切れの状態で中古車市場に流通することになります。
この理由だけで全てが盗難車であると断定は出来ませんが、可能性はある程度高いと判断できます。
以上の様に、知らずに盗難車を購入した場合、トラブルに巻き込まれて厄介なことにする場合がありますので、中古車の購入時には最低限チェックすべきところを心得ておきましょう。
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