従来の空気入りタイヤの概念から、別次元のタイヤへ
タイヤの革命が起きようとしています
これまで空気入りタイヤの宿命であったパンクや空気圧の調整から
解放される時が来そうです
タイヤメーカーの老舗、ブリヂストンが研究開発中の非空気入りタイヤ「エアフリーコンセプト」が2020年の東京五輪の開催年頃には実用化されそうです。
新発想のタイヤは従来のゴムチューブを使った構造からタイヤの内外両側からアルミホイールまでに各60本、計120本の独自に開発した波形状の板の樹脂(スポーク)を組み込むことで車の重量や衝撃を吸収する構造を考案しました。
ブリヂストンのタイヤの研究開発を行っている中央研究所研究は「ホイールと外側のゴムとを波をうたせた板状のスポークを網目状につなぐことで強度と柔軟性も確保した」そうです。
走行中に起きれば大事故にもつながるパンクやハイドロウエーブ現象の原因ともなる空気圧の減少がないため、
エアフリーコンセプトは安全面でも大きく飛躍できるタイヤだと言えます
財団法人交通事故総合分析センターの
「交通事故データからみた自動車の点検整備に関する調査分析報告書(平成19年度)」によると、
平成14年から平成18年の5年間で整備不良事故で各年とも
「タイヤ不良」の交通事故が最も多く、
平成18年ではタイヤ不良の発生件数は553件で
整備不良全体(966件)の57%を占めています。
ブリヂストンは2008年からパンクや空気抜けをしないタイヤの開発に取り組んできました。
第一世代では車両重量が100キログラム、時速6キロリットルと耐久性において実用化にはまだ高いハードルがありました。
しかし、今回はスポークの形状を工夫することで、タイヤにかかる負荷を分散させることに成功しました。
その結果、
第一世代比で車両重量は約4倍の410キログラム、時速では約10倍の60キロメートルに
大幅に耐久性を向上させ着実に進化を遂げています。
まだ、軽自動車の重量に耐えられる耐久性ではありませんが、
ブリヂストンでは
「軽自動車より小型のコンパクトな1から2人乗りの自動車に装置可能で地域の足として利用可能である」としています。
今後の更なる研究開発の成果が待たれるところです。
強さと柔軟性を兼ね備えた第二世代のタイヤは走行中にタイヤの変形を抑えることに成功し、エネルギーロスを従来のタイヤと同水準の燃費性能にすることに成功しています。
従来のタイヤは、タイヤとして再利用出来ないため、約90%が燃料として使われ環境的にも問題がありましたが、
エアフリーコンセプトは、タイヤに使用しているゴムや樹脂などの
全ての素材が100%再利用可能であるため環境性能的にも優れています。
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