中古車の概算額を知るために
愛車が市場でどれくらいするのか、概算の価格を知りたい時があります。売却をするつもりはなくても、知りたい時がありますよね。
私自身もすぐに売却するわけではなく、今乗っている車の相場が知りたくなって買取業者の査定を受けてみました。また、友人も車を手放す事情があって買取査定に出しました。
その時の体験と、少しでも高く売却するために調べたことをご紹介します。
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愛車の買取・買い換えで査定に出してみました
実際に愛車の査定をしてみましょう。色んなことがわかります
我が家の愛車は、帰省や旅行、それから片道70キロの通勤にと乗り続けて8年目になります。
走行距離は、既に15万キロを超えてしまいました。
エンジン周りは大丈夫のようですが、電動のサイドミラーが片側作動しなくなったりと、少しずつガタが来ている感じです。
ガソリンの価格もこれ以上下がることはなさそうだし、家計の為にもそろそろ燃費のいい車に買い換えたいと、去年辺りから、ディーラーや中古車店で査定を受けています。
ガリバーで査定を受けたときは、走行距離よりも、年式と需要があるかどうかで買取り金額が変わってくると言われました。
走行距離よりも年式の方が査定額に大きく反映されるというのは意外でした。
最初に査定を受けたときは、走行距離が14万キロ代だったので、きっと15万キロ超えたら、査定額はほとんど0なのだろうと覚悟していたのです。
しかし、走行距離がどうのこうのよりも、7年前の車と8年経過した車ではがくんと金額が下がるのだそうです。
あと、数カ所の凹みやキズがあったのですが、これだけの年数乗っていれば、こんなものだろうと言われ少し安心しました。
査定額には海外の需要も影響します
それから、査定を受けた車、イプサムの場合には海外での需要があるので、若干金額を上乗せできるだろうという話でした。
イプサムを購入する前に乗っていた車は、最初の車検前に下取りに出してイプサムに買い換えたのですが、そのときは、2,3箇所のディーラーで査定してもらっただけでした。
それでも、イプサムの代金の半額近くを下取り代で補うことが出来たのは非常に大きかったと言えます。
今回は、イプサムの査定額は10万〜30万くらいと言われているので、新車または中古車購入代金に充てるには微々たるものです。
それでも、ディーラーや中古車店によって査定額に差があるので、下取りに出すか、車購入とイプサムの買取りは別にするかは、もう少し家族で比較検討してみようと思っています。
個人情報の記載なく中古車の査定概算額を調べる
愛車の概算査定額を知っておきましょう
さまざまなメーカーでエコカーを研究開発しています。
また子ども達の独立や赤ちゃん誕生で家族構成も変わった等の理由で買取りの検討をする際の参考に、我が家の中古車が一体いくらで買取が成立するのか、査定額の概算を知っておきたいですよね。
すぐには売却を考えていなくても、概算だけでも査定してもらいたいが、電話やパソコンで査定業者へ依頼すると個人情報が知られるほかにも、しつこい勧誘が煩わしいと思っている方も多いようです。
そんな時に、例えばトヨタや日産が運営するサイトでは、メーカー、車種、グレード、年式だけ入力することで、中古車査定額の概算を知ることができます。
下記のサイトで「メーカー」と「車名」「年式」「モデル」「グレード」を入力することで概算価格を調べることができます。
「トヨタの下取り参考価格情報サイト」
こちらは、日産の「下取り参考価格シミュレーション」のサイトです。
「下取り参考価格シミュレーション」
国産車に限られるかも知れませんが、基本的な情報のみの中古車査定なので、あくまでも概算です。
中古車の日々価格は上下しますし、実車査定ではないので実際の買取り時の査定額と思い込まないようにしましょう。
もしかして、査定中古車の走行距離が短かったり、今人気の色だったり、禁煙車、または洗車や車内の掃除が行き届いている車はプラスの査定となると考えられます。
人気の高い純正メーカーオプションは、査定時のプラスの要素となりますが、キズや凹み事故車や修復が多かった場合は査定時にマイナス評価になる可能性が高いです。
下取りか買取りを検討している場合で、車検が切れている場合には、出張査定にきてもらい査定士に査定してもらうことになりますが、自走できないので売却が決まった際には自動車掲載可能なトラックにきてもらうことになり運送費がかかります。
もう少し詳細な中古車査定を望むのであれば、パソコンで買取業者サイトへ無料会員登録したあとに、依頼するとある程度正確な査定額を知ることができますが、個人情報を知られたくない場合は難しいですね。
また、10年以上前の年式や、走行距離10万キロ以上の中古車でも、人気の車種によっては高く買取ってもらえることもあります。
まだ深く中古車の買取りを考えていない方でも、試しに査定額の概算を調べてみませんか。
中古車査定概算の予備知識
知人がマンションのローン支払いが完済する目前のところでリストラにあいました。
フリー契約だったので退職金などはなかったとのことです。
そこで、バブル期に買ったものの、ほとんど乗車をしていなかったためほこりをかぶったままの愛車を売ることになりました。そのときの話を聞きました。
【相場・概算を把握して一番高く売る】というのが彼の戦略でした。
◆事前調査をして予備知識を持って臨みましょう。
予備調査は、まず中古車査定の相場やその判断基準はどうなっているのか予備知識として知っておくために、インターネットで調査を開始します。
中古車の査定基準は、車種の年式、走行距離がポイントになります。
査定が高くなるのはポイントを押さえておきましょう
・人気の車種は査定が高い、人気の車体の色は、白、シルバー、黒といった地味な色が人気です。
・年式の古い中古車より年式の新しい中古車の方が、当然査定は高い。
・走行距離が少ない車の方が査定は高い。基本ですね。通常は10万キロを超えると価値が極端に下がります。
しかし、走行距離が余りにも少ない場合は、車が乗られずに放置されていたとも解釈されることもあります。
中古車の査定基準は、以上の項目だけで決まるわけではなく、中古車の年式が古くても、人気車種や人気カラーによって査定はかなり高くなることもあります。
それは、オークションを基準とした査定価格で、市場の需給状況なども加味されるためです。
◆査定は、複数社の中古車査定の概算をとりましょう。
1社だけの査定では、車の価値の判断がわからないので。複数の車買取り店に査定してもらいます。
知人は3社の見積もりをとりました。
複数社の査定概算をとることで、愛車を売却するためのポイントや価値がわかってくるそうで、査定最高額を引き出すためにも、複数社の見積もりは必要です。
◆査定最後に、査定最高額のところに電話を入れ実際に査定してもらいます。
知人は念を入れて次点のところにも査定してもらい、結局、査定最高額のところで売却しましたが、交渉の過程で若干の上積みを引き出せたとのことでした。
中古車査定の概算を把握して一番高く売るという戦略はうまくいったのですが…… 購入当初200万以上した愛車が、10万もいかなかったのはかなりショックだったようでした。
下取り買取り業者のペースに乗らないように注意しましょう
基本的に、中古車の査定の概算額を知りたい場合は、複数社に依頼して相見積をとることをお勧めします。
査定に10万円程度の差が出る場合もあります。
見積を依頼するとその後営業の電話が入ることもありますが、今売りたくなければ、その意思をはっきりと伝えれば、しつこい電話はありません。
こちらは、少しでも高く売りたいところですが、下取り、買取りの業者は少しでも安く仕入れる事を考えています。
そして安く仕入れることができれば、その担当者の成績になります。
高く売りたいこちらサイドと安く買いたい業者サイドは、利益が相反していますので、相手のペースに乗せられないようにしましょう。
また、私のように一つの買取業者の言うことを鵜呑みにして即決しないように注意をしましょう。
業者によって違う中古車査定
車の概算の査定額を調べる上で、「売却だけなのか」「乗り換えなのか」によっても違ってきます。
「買取査定」と「下取り査定」では、中古車業界での立ち位置が違っているため、査定を依頼するときには、それぞれのメリットとデメリットがあります。
また、新たな「入札形式の売却」サービスもありますので、ご紹介します。
買取査定の特徴
「買取り」とは、現在乗っている車を売って、現金を受け取ることです。
中古車の買取りとは、車を買取業者に売却して、新たに購入したい新車や中古車を他の業者から購入することです。
普通に考えると下取りのように1社で済めば効率的で面倒がありません。
しかし、車の買い替えの時に買取りを選択すると「買取業者」と「ディーラー又は中古車販売店」との2ヶ所の交渉や手続きが必要になります。
車の売却は、買取り専門業者で、新たに購入する車は別の業者だと2業者との取引になるため、かなり面倒ではあります。
買取査定では、乗り替えを前提とした下取り査定よりも査定額が高くなる傾向があります。
面倒でも2業者との取引きを行う人がいる理由はこの査定金額の差にあります。
通常では下取りされた中古車は、価値がなければ廃車にされ、事故車でなければ下取りをした業者が小売します。
そうでなければ、やはりオークション市場に流通されます。
このルートは買取り専門業者に下取りされた中古車の場合も同じ流通ルートをたどります。
そして主な流通ルートや相場価格の計算方法は仮に市場への流入ルートが両者で異なっていたとしても、基本的には最終的な市場価値および車の相場も同じになります。
ということで買取り専門業者だと1社のみならず複数の業者の査定が受けられため比較すれば査定額の高い業者が存在する可能性が充分あり得るわけです。
中古車の買取り査定額が高ければ高いほど中古車を売りたい方にとってメリットがあります。
新たに車を購入する買い替えの際には、高く買い取ってもらった金額の分、次の車の購入費に充当できるのです。
愛車をできる限り高く査定してもらい、買い替えの際の資金を節約しましょう。
買取りでは、年間を通して高く査定される時期がありますので、覚えておきましょう。
それは、新たな年度がスタートする4月の少し前です。
具体的な時期は、1月から2月にかけて、需要が増えるため高くなる傾向があります。
また、ゴールデンウイークなどの長期休暇の前にはレジャー系のSUVが高くなる傾向です。
下取り査定
「下取り」とは、現在乗っている車を売り、同じ業者から新たに車を購入することです。
例えばあなたが今、パレットに乗っていて、新たにパレットの後継車であるスペーシアの新車か中古車を購入すると仮定します。
この場合にあなたが現在乗っているパレットを査定してもらいその査定金額の代金を新たに購入するスペーシアの代金の一部に充当する方法が中古車の下取りです。
下取り手法は以前から多くの人が車の買い換えの手段として利用しています。
この時の下取り査定は、買取業者ほどの高い査定は期待できない可能があります。
乗換える次の車の価格から下取り価格が差引されます。
特にディーラーは、新車の販売に力を入れていますが、下取りした中古車は、販売に計画的な買取業者とは違って転売処分に不慣れであり、また狙っていた車でもありません。
すぐに転売できなければ、在庫になるため、価格が低くても転売して処分しなければ維持費用がかかってしまいますので、高い査定額は期待できない傾向があります。
下取り査定では、新車販売のキャンペーン中は下取り価格が高くる傾向があります。
メーカーから新車販売のノルマが課せられ、またメーカーからの奨励金がでるため多少割高に下取りしても見合うのです。
下取り査定、買取査定のまとめ
最近は、女性や高齢者には、軽自動車やコンパクトカーの人気が高く、高い査定額を出してしてもらえる可能性があります。
車体の色は「ホワイト」「シルバー」「黒」は人気が高いと言えます。
TVコマーシャルで紹介されている「赤、黄色、緑」などの車体の色は査定が低い傾向にあります。
乗りつぶすのであればよいですが、買い替える事を考慮したほうが良いと思われます。
下取りのメリットは、下取りの場合は買い替えも同時にその業者で行うわけですから、仮に下取りの中古車に商品価値がない場合でも、査定額がゼロとはなりません。
新たに車を購入することが前提となっているので、多少の査定額を提示してもらえるのです。
これが下取りではなく買取専門業者が相手だと、商品価値のない中古車には対しては査定額ゼロとなるわけですから、それ以上の期待はできないわけです。
なので、買い替えの場合は、下取り、買取りの両方で無料査定を受けましょう
そこであなたが取る賢い選択は複数の業者の買取り査定を無料で受けて下取りと買取り両方の査定で一番高く査定してくれた業者に中古車を売ることです。
あなたが起こす大きな勘違いは、中古車の下取りは車を買うことを前提にしているため、普通より高く査定してもらえる筈だと勝手に思い込んでいることです。
しかし、車の販売店の立場からすれば、あなたから下取りした中古車を市場で転売できなければ、下取り価格を引いて販売した新車や中古車の代金を回収できず赤字となってしまう可能性があります。
ということで販売店としては、中古車の市場価値からかけ離れてあまり高く査定するとその分リスクを抱えてしまうため、一般の買取り査定よりも下取り価格の査定額を高くするということは、実際には現実的にはあり得ないといえます。
ただし、販売店のキャンペーンで新車の販売に力を入れる期間は、中古車の下取り価格を普段より高めに、新車の販売を促進させることがあります。
少しでも有利に愛車を売るためには、下取りや買取りの情報を収集しましょう。
ネットの一括見積などを積極的に活用した方がより高く売却できる可能性が高くなります。
知っておきたい、下取り、買取業者の裏情報
買取専門業者は、基本的に中古車の販売はしませんので、買取った中古車をオークション市場で販売をします。
なので、オークション市場で売却するための販売手数料やオークション市場までの運賃などの費用、人件費と利益などを考慮して、オークション市場での予想販売価格の約60〜75%程度で買取りをしています。
下取り業者は、車の販売も行っていますがオークション市場で中古車を仕入れるよりは、個人から下取りや買取りで仕入れた方が安くあがります。
また、下取りした中古車は、販売できるように修理を加えて自社の店頭に並べ販売出来ればかなりの利益を得ることができます。
多少下取り価格を高くしてもオークション市場で仕入れることを考えれば相対的に安く仕入れられるメリットがあります。
ただし、なかなか売れない場合は、在庫保管リスクが伴ってきますので、オークション市場へ流します。
下取り業者は、このあたりのバランスで利益を出しているといえます。このへんの裏事情も知っておくと交渉に役立ちます。
オークションによる買取査定の特徴
個人を対象にしたオークションシステムを活用した買取が普及してきました。
ご紹介したいのは「ユーカーパック」というサービスです。
このオークションシステムは、仲介業者が取引のほぼ全てを担ってくれるため、個人はパソコンで入札の状況を閲覧し、その中から買取業者を決定すればよいのです。
多くの方が懸念されている複数の買取業者からの「しつこい電話営業」や「メール」を受けることはありません。
また、買取業者と直接交渉する必要がないため、手間や時間を削減でき個人情報も保護される大きなメリットがあります。
入札額が自分で決めた売却価格を上回った場合は、売却しなければならない点が「買取り」や「下取り」とは異なるところです。
車を本気で売却するなら、「ユーカーパック」は一押しです。
査定をしてもらえるサイトをご紹介しますので、ご参考にしてください。
中古車買取国内最大ガリバー
全国展開のガリバーは、全国の販売実績などをもとに中古車相場を参考にして、買取価格を本部で決めています。
概算査定を知りたいときは、大変便利な買取業者です。
ガリバーは、日々変わる人気車や売れ筋の車の情報を持っており、買取った車は個人や法人への売却、オークションへの出品など多くのニーズに対応しています。
45秒カンタン入力 高額査定
「愛車の査定金額や中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。
ガリバーから電話がかかってくるのでそこで詳しい話を聞いてみましょう」
入札形式のユーカーパック
先程ご紹介したユーカーパックは、売りたい車の情報が買取業者2000社以上に公開され、入札形式で価格が提示されます。
個人情報は、車の入札を仲介してくれるユーカーパックのみに伝えるだけで、買取業者に伝わることはありません。
ユーカーパックは、買取業者ではないので、「しつこい電話営業」もありません。
車を高く売りたい場合は、買取業者に価格競争をしてもらえる「ユーカーパック」がおすすめです。
一度だけ、ユーカーパックの査定を受けて、査定員と相談の上、希望の売却価格を決定します。
出品後は途中でもキャンセルできますが、希望の売却価格以上の入札があった場合は、売却しなければなりません。
この時にキャンセルすると違約金の支払いが発生します。
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