未使用車が生まれるしくみを知っておきましょう
未使用車はかつては「新古車」といわれていました。
未使用車はおおむね新車登録から1年未満、走行距離が100Km未満で誰も購入していない車のことです。
未使用車は、メーカーがタイムリーに関与しトップシェア争いのため販売台数の確保手段として市場に計画的かつ機動的に未使用車を供給しているケースがあります。
つまり、販売実績を確保するためにいったん自社名義で登録し、その後流通させるのが未使用車です。
未使用車は成約を受けてから生産する大型車や高級車は少なく、軽自動車や小型車が多い傾向にあります。
メーカー主導で未使用車を市場に供給する方法としてメーカーは販売完全子会社を経由して未使用車を市場に供給しています。
この時メーカーは、自動車の値崩れが起きないように未使用車の供給台数をコントロールして新車とのバランスをとっています。
未使用車が生まれる過程の一つには、ディーラーがメーカーから提示された販売台数のノルマを確保し目標達成した時に得られる奨励金目標としてディーラー自身が新車を買い上げた時に未使用車ができる場合があります。
二つ目つ目としてメーカーからの特約販売店としての資格維持を得るために最低限必要な販売台数を確保するために新車を買い上げる場合です。
一つ目の場合は、メーカーから報奨金という形で十分な金額を得られるので良いのですが、二つ目の場合は、金銭的な見返りはなく、消費者に購入代金より安く売ることになるので問題です。
よって、ディーラーは購入コストを押さえるために新車でも車種のグレードの低いものを購入にすることになります。
また、新しいモデルが発売になるとメーカー系ディーラーから販売特約店に対して大幅な値引きでの新車販売があります。
このルートで生まれた未使用車は、試乗車や展示車用として活用されることになり、一定の期間を経た後に店頭やオークション市場で販売されます。
この一定の期間が長いほど新車登録後3年間の車検期間が短くなったり、車にキズがつくなどのリスクが増大することになります。
未使用車の買い時はいつでしょうか?
ディーラーがメーカーに対してノルマを達成し報奨金をゲットするために購入した未使用車を私達消費者が安く購入するタイミングはいつでしょうか?
ズバリ決算期やボーナス期の3月、6月、9月、12月です。
また、モデルチェンジ前に在庫を車両登録して中古車市場に放出します。
ボーナスの時期が近づくとメーカーとディーラーは販促キャンペーンを打ち出して新車の販売に力を入れます。
ディーラーはメーカーから提示されたノルマを達成して報奨金を得ようと頑張りますが、ノルマに若干届かない場合は、ディーラー自身が足りない台数の新車を購入してノルマを達成します。
達成するとメーカーからディーラーへ報奨金として300万円とか500万円などの高額な報奨金が支払われる仕組みになっています。
同時にこの時期は、ディーラーは新車販売増を狙って通常より値下げをしてきます。
新車を販売して陸運局に新車登録を完了してナンバーが割り振られて、初めて販売したことになります。
新車を登録して当月の売れ上げに参入するには、決算期の「3月と9月」、ボーナス期の「6月と12月」の各20日位が最終日となります。
この20日直前当たりを目安に交渉すれば、通常より更に安く未使用車を手に入れるチャンスと言えます。
未使用車のメリットとデメリットは?
何事にもメリットとデメリットがありますが、デメリットも知っておくことで購入時の交渉にも役立つと考えられます。
未使用車購入のメリット
1.一番のメリットは、やはり未使用車は新車に比べて車両価格が2割から3割程度安い。
2.ディーラによっては、購入時に必要な諸経費である「自賠責保険や重量税」が車両価格に含んでいるケースもあり、この場合は購入価格が更に安くなる。
3.新車を購入する場合、納車までに一定の期間がかかりますが、未使用車は現車があるので納期が短い。
未使用車購入のデメリット
1.新車を購入する時のように、車のグレードやボディカラー、オプションなどを選択できない。(ディーラーオプションに関しては新車と同じように選べる可能性がある)
2.新車登録から多少なりとも時間が経過しているので、車検やメーカー保証の残余期間が短い。この点は新車の購入と大きく違う点であり、未使用車を購入時期と車検の時期にタイムラグがあるので車検切れに注意する。
未使用車の購入で諸費用に注意
1.メーカー保証継承の代行費用
未使用車のほとんとどがメーカー保証継承期間内の車両です。この保証継承を引き継げば保証の範囲で修理をしてもらえます。しかし、保証継承をしておかないと有償になってしまいます。
この手続きは書面だけではなく、12ヶ月点検整備並みの整備をメーカー系のディーラーで受けなければなりません。
この費用が業者によって15,000円から40,000円程度とばらつきがあります。
未使用車を購入する前に見積もりをもらって確認しましょう。保証継承の手続きは他のディーラーで行うことも可能です。
2.諸費用
諸費用を計上する業者もあります。未使用車の販売では利益が少ないため諸費用で利益を上げようとする傾向があり、この諸費用には注意する必要があります。
未使用車を検討していても同型車の新車の見積も取っておき総額を比較してみることも必要です。
賢い未使用車の探し方
未使用車とは、主に自動車のディーラーがトヨタやホンダなどの自動車メーカーからボーナスをもらうために自社独自に購入する新車です。
メーカーが設定した目標をいわば自作自演で達成すればディーラーには、メーカーから高額なボーナスが支給されます。
ディーラーはノルマ達成のために独自に新車を購入しても、高額なボーナスが支給されれば、購入した新車を多少割引で販売しても十分な利益になるのです。
こうした制度のもとで生まれてくるのが、未使用車というわけです。
よって、ほとんど乗車されていませんので、現実には新車と同等なのですが、扱いは新古車の状態として登録されます。
以前は、新古車として表示されていましたが、自動車公正取引協議会から中古車にも関わらず新古車とはと、消費者に分かりづらいとクレームがつき、以来未使用車として表示されるようなになりました。
前述したように、未使用車にはメリットとデメリットがあるので、未使用車を検討するときは車両の条件を良く見極めて結論を出しましょう。
未使用車のメリットはやはり車両価格の安さにあります。
未使用車を購入するときは、未使用車に近い仕様の新車の値引き後の見積もりを取得して比較し、車検の期間等の条件も考慮して、未使用車に納得できる価格差が得られのかを検討すべきでしょう。
「カーセンサーで探す未使用車」
この未使用車は、ほぼ新車の条件と同等ですが、価格は未使用車として、新車より割安で販売されています。
では、この未使用車を購入するにはどのようにすれば良いのでしょうか。
通常、10万円から20万円引きにて売却されています。
新車同然の車が割引で手に入るのは大きなメリットですね。
今やネットの時代、未使用車を探すにもネットが大活躍をしてくれます。
いくつかの方法がありまが、まずは株式会社リクルートの関連会社が運営する「カーセンサー」のホームページから検索する方法です。
車の大手見積サイト「カーセンサー」を検索し、検索窓口にてキーワード「車種 未使用車」と入力してください。
全国のディーラーがカーセンサーに登録している在庫の中から、希望する車種の未使用車を表示してくれます。
「ガリバーで探す未使用車」
ガリバーは、中古車買取りで業界NO.1の実績があります。
よって中古車や未使用車のコンディションも良い状態をキープしていると言えます。
また、100日以内であれば、購入した車の返品可能です。
中古車下取り買取り専門業者のガリバーは、毎日500台の中古車が新たに登録されています。
ガリバーは、ネットで条件を入力して送信すると、条件に合った車を提案してくれる「ご提案サービス」があります。
このサービスを利用して、希望する中古車の条件を入力フォームに自由にコメントを入力できる「自由入力欄」になるべく、未使用車について具体的に入力してください。
希望が伝わるように出来るだけ具体的な未使用車の要望について問い合わせをしましょう。
「例えば、以下の様な問い合わせをしみましょう」
@未使用車希望
A車種やグレード
B登録期間3か月以内の未使用車
C走行距離は50キロ以内
条件に近い状態の未使用車を提案してくれるでしょう。
中古車専門店のガリバーでは未使用車の販売に力を入れています。お好みの車種を探してみませんか?
中古車購入にはガリバーをおすすめします。
1.在庫が多くお気に入りの車種やグレードを選べます。
2.返品もOKです。(有料)
3.長期保証のサービスが充実しています。(有料)
修理歴はチェック済 返品OK 最長10年保証
「愛車の査定金額や中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。
ガリバーから電話がかかってくるのでそこで詳しい話を聞いてみましょう」
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