マンノースはマクロファージを活性化
■顆粒球、リンパ球、単球のバランスが大切
マンノースは、キノコ、アロエに微量含まれる六炭糖の単糖です。
天然に単独で存在しない糖で通常の食事でマンノースの必要量を完全に摂取することは困難です。
コンニャクイモの多糖マンナンの構成糖として存在しています。
血中の白血球は、免疫機能を司っていますが、顆粒球が60%、リンパ球が35%、単球と呼ばれるマクロファージが5%の割合で存在しています。
このバランスがとても大切で、このバランスが崩れると体調に異変が生じます。
■侵入した細菌の捕食を促す
緊張状態の交感神経が優位になると、顆粒球が増え、逆にリラックス状態の副交感神経が優位となるとリンパ球が増えます。
顆粒球が増えている状態である交感神経が優位になっている状態が続けば、不眠症やイライラ、頭痛などの症状が出て、自律神経失調症となります。
この増えすぎた顆粒球の寿命は短く2、3日で、顆粒球が死ぬときに大量の活性酸素を生じます。
適度の活性酸素は体内に必要ですが、増えすぎると強い酸化力で、細胞や遺伝子を傷つけてしまいます。
マンノースは、細菌やウイルスを捕食する単球であるマクロファージを活性化させて攻撃力を高めます。
更にリンパ球のT細胞やB細胞を活性化させて、体に害のある侵入者を攻撃し排除する働きがあります。
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