アラビノースのブドウ糖の吸収抑制機能
■アラビノースは特定保健用食品に認定
アラビノースは、血糖値の上昇を抑制する機能があり、「血糖値が気になる方に適する食品」として特定保健用食品に認定されています。
アラビノースは、トウモロコシの表皮や甜菜、味噌などの発酵食品に含まれる五炭糖の単糖の一種です。
アラビノースは砂糖の約半分の甘味を持っています。
やはり、一番の特色は砂糖などのブドウ糖の吸収を阻害する働きです。
砂糖は、ブドウ糖と果糖が結合した状態です。
小腸で酵素スクラーゼの働きにより、ブドウ糖と果糖が切り離されて、体内に吸収されて血糖値を上昇させます。
■アラビノースはブドウ糖の吸収を阻害
アラビノースは、この酵素スクラーゼの働きを抑えて、ブドウ糖の小腸から吸収を阻害します。
ブドウ糖と果糖が結合した状態では、小腸から吸収されないのです。
砂糖と一緒に利用することで、血糖値の上昇を抑制することができるのです。
ブドウ糖は、体を動かすエネルギーや脳に必要な栄養素です。
しかし、体内の余分なブドウ糖は体内に脂肪として蓄積されます。
アラビノースは、ブドウ糖の吸収を阻害するので、脂肪の蓄積も抑えダイエットにも良い効果が期待できます。
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