希少糖プシコースダイエット・甘い物を食べてやせる時代
カロリーゼロ、甘さは砂糖の7割、血糖値を下げる希少糖プシコース
食べたい物が食べられないとストレスも溜まって精神的にもつらいものです。
ダイエット中には、つい誘惑に負けて後悔することもたびたびあります。
甘い物を好きなだけ食べながらダイエットも楽しめる日がもうすぐ来そうです。
それは、「奇跡の糖」と呼ばれる希少糖プシコースが発見されたからです。
希少糖の種類は約60種類あるとされていますが、プシコースはその内の一つです。
私たちは、糖といえば、砂糖や果糖を思い浮かべます。
そして糖尿病や肥満、虫歯を連想してしまいます。
甘い糖でも希少糖に分類されているキシリトールは、唾液の分泌を促進させて酸の発生を抑制し虫歯を予防する抗う蝕性や歯周病の予防、更に再石灰化作用があり歯磨き粉に活用されています。
プシコースは、甘くても逆に血糖値を下げる作用をもっています。
希少糖は今までの糖の概念をくつがえしました。
奇跡の糖と呼ばれる所以はカロリーがほぼゼロ、甘さは砂糖の70%
砂糖は1グラムで4キロカロリーあります。
香川県で産官学の連携で長年の共同研究開発が実を結び、希少糖プシコースと希少糖アロースを含有する「レアシュガースイート」の商品名でシロップが販売されています。
「レアシュガースイート」には、プシコースと希少糖アロースの2種類の希少糖が約15%含まれています。
糖と言えば砂糖などのブドウ糖や果物に含まれている果糖が一般的に知られていますが、
これらの糖は、摂取すると血中に入り、血糖値を上昇させて、筋肉に取り込まれて活動エネルギーとして消費され、余ったブドウ糖は肝臓に取り込まれ脂肪として体内に蓄積されます。
この状態が続くと肥満やメタボになります。
これまでの糖の常識を覆す糖が、この希少糖プシコースなのです。
カロリー0だけでもすごいと思うのに、
更に凄いところは、
希少糖プシコースは、腸にあるブドウ糖が取り込まれ吸収されるゲートに先回りをして、ブドウ糖が血中に入ることを妨害します。
吸収を妨害されたブドウ糖は体外に排出されます。
例えばゼニカルと呼ばれる脂肪吸収抑制剤オリスタットがありますが、この医薬品は米国では肥満治療薬として使用されています。
オリスタットの働きは、食事で摂取した脂肪分の約30の吸収を抑制し、体外に排出する働きがあると言われています。
でも、希少糖プシコースは、医薬品でもなく自然界に存在する希少糖であるのにもかかわらず、ブドウ糖を体外に排出する機能があるのです。
医薬品ではないので副作用はありません。
ブドウ糖が血中に入らなければ、血糖値は上昇しない、また脂肪として蓄積されないので、メタボ予防やダイエット効果があることが人による実験で証明されています。
実験は、34名の成人に希少糖入りシロップを12週間にわたり毎日30グラム摂取してもらい希少糖無しのシロップを摂取した成人に比べた結果、平均で「?2キログラム」の体重減少になりました。