がん細胞の増殖を抑制する希少糖アロース

がん細胞の増殖を抑制する希少糖アロース

 

希少糖プシコースは、テレビでも度々放映されています。

 

希少糖プシコースの認知度も上がり、プシコースを使用した希少糖プシコースシロップが品切れとなる人気ぶりです。

 

この希少糖プシコースが一番注目されている特徴は、血糖値を抑制する作用があり、ダイエットや糖尿病をはじめとした生活習慣病の改善に期待が持たれていることです。

 

そして、もうひとつ世界中の研究者から大きな注目を集めているのが、

 

アロースと呼ばれている希少糖です。

 

研究の結果、この希少糖アロースには、希少糖プシコースにもない、

 

活性酸素の発生を抑え、がん細胞の増殖を抑制する作用が認められています。

 

実験では、がん細胞を培養した3つのシャーレにそれぞれ「ブドウ糖」「希少糖プシコース」「希少糖アロース」を加えて、数日観察した結果、

 

希少糖アロースを加えたシャーレのがん細胞だけが、増殖が抑制され、

 

しかも、最初のシャーレのがん細胞の数よりも減少しているようにもみえます。

 

この他にも希少糖アロースには、様々な病気の進行を抑制する効果が有ることがわかってきました。

 

ラットを用いた実験でも難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)と呼ばれている筋肉が萎縮し体を動かすことが出来なくなる病気にかかったラットに希少糖アロースを与えることで症状の進行を画期的遅らせることが判明しています。

 

新薬が待たれるところです。

 

希少糖は、自然界に微量存在する糖です。

 

ブドウ糖や果糖をアルカリの状態で加熱すると微量ながらプシコースなどの希少糖が生成されることも確認されています。

 

普段の食品であるソースやコーラなどにも僅ながら含まれており、摂取されていますので、安全性には問題はないと言えます。

 

希少糖を開発した香川県では、調味料のシロップやスイーツなどが商品化されショップでは大変好評のようです。

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