自動車保険を見直して節約しましょう
自動車保険の見直しをしてみませんか。
ガソリン代が値上げされ、車族には頭の痛い処です。
家計の見直しの２大柱は、住宅ローンと保険。
自動車保険を生命保険と同じくらいに支払ってはいませんか？
ＴＶＣＭにもあるように、競争が激しくなってきており、以前よりは割安で同等の保証を受けられるケースが増えてきました。
消費者にとってはありがたいことですね。
自動車保険の見直しの際のポイントで簡単なものを取り上げます。
(1)「年齢条件」の見直し
自動車を運転する人の年齢が若いほど、交通事故死の確率が高くなっていることが「交通統計」によって明らかにされています。
このことを反映し、各社の自動車保険は、保険に入る人（自動車運転者）の年齢が低くなればなるほど保険料は高く、逆に年齢が高くなればなるほど保険料は安くなっています。
例えば、下記のような特約を利用することにより、保険料の節約が可能となります。
・３０歳未満不担保特約（３０歳以上のみ対象）
・２６歳未満不担保特約（２６歳以上のみ対象）
・２１歳未満不担保特約（２１歳以上のみ対象）
・年齢問わず担保特約（全ての年齢対象）自動車保険の契約内容が、「年齢問わず担保特約」の契約になっていないか見直してください。
２１歳以上であれば、この年齢条件特約を利用しない手はありませんよね。
自動車保険会社によっても異なりますが、「年齢問わず担保特約」と「３０歳未満不担保特約」とでは、保険料の割引の差が５０％を超える場合があります。
(2)「ゴールド免許」で割引
自動車運転免許の「ゴールド免許」とは、運転免許証を保有する期間が5年以上、かつ5年間無事故・無違反である優良運転者に与えられる免許です。
通常のブルーの免許証と同型同サイズで色だけが異なります。
ゴールド免許の有効期間は5年です。
（70歳の方は4年、71歳以上の方は3年となります）自動車保険会社からすれば、ゴールド免許所有者は、事故を起こす確率が低い、すなわち保険を支払う可能性が低いと判断することができるため、最大15％保険料が安くなります。
これはとても大きいです。
保険の加入・更新の時は必ず免許証の色を伝えましょう。
[注意]自動車保険の更新時は、前年の免許証の色がそのまま継続されることが多いので、ゴールド免許証を取得した場合には必ずそのことを伝えましょう。
（ゴールド免許証取得時に連絡をしても自動車保険料は変更ありません。次の自動車保険の更新時に申告することを忘れないでください。）
(3)車の安全装置で割引
車両保険は、人のケガの治療費や車の損害に対して支払われるもの。
したがって、車にエアバッグ、ABS、横滑り防止装置など、ケガをしにくい、あるいは事故を起こしにくい安全な車であれば、自動車保険料が安くなります。
エアバッグ割引自動車にエアバッグを装着していると、車の衝突時のケガを軽減できるため、搭乗者傷害保険、人身傷害補償保険が約１０％割引になります。
さらに、助手席にもエアバックがある場合には、デュアルエアバック割引が適用され、保険会社によっては、さらに割引になる場合もあります。
ABS（アンチロックブレーキシステム）割引 ABS（アンチロックブレーキシステム）とは、急ブレーキを踏んだ時にハンドルが効かなくなるのを防ぐしくみです。
このABSが装備されている自動車の場合、衝突のリスクを少しでも減らすことができ、より安全な車であると判断されます。
そのため、保険料が割引になります。
例えば、対人賠償保険、対物賠償保険、搭乗者傷害保険、人身傷害補償保険が約５％割引になります。
横滑り防止装置割引横滑り防止装置とは、急ブレーキなどで横滑りしたときに、センサーの感知で横滑りを防ぎ、車の動作を安定させるしくみです。
これも、事故を未然に防ぐという理由から保険料が割引になります。
自動車保険の見直しについて
自動車保険の見直しは、とても難しい問題です。
節約のために見直しをしたくても、多くの自動車保険会社があって一体どこの保険会社にお願いしていいのか分らなくなってしまうのではないでしょうか。
実際、自動車保険の見直し方は、人それぞれのようです。
たとえば、値段で選ぶ方もいれば、保障内容やサービス内容で見直しされる方もおられるでしょう。
しかし、一度契約した自動車保険をずっと更新するだけでは、とても損をしている可能性が高いです。
毎年、お得な自動車保険というのは出ているからです。
さて、自動車保険の見直しには、最低限のポイントがあります。
節約のために、保険料金の価格（安さ）に目を奪われがちです。
確かに、価格は最大の関心事ですが、やはりポイントは万一の事故の時に、どれだけ親切で適切な対応を受けられるかです。
特に、身体の損傷を伴う事故ともなると、保険会社の対応が重要になってきます。
契約者側も手厚いサポートを受けられ、しかも相手の方への対応がきちんとしている保険会社は信頼できる保険会社を選ぶべきです。
安物買いの銭失いと言ったことのないようにしたいものです。
自動車保険の見直しには、インターネットをまず利用しましょう。
ランキング形式で、事故対応の満足度等を見比べることができます。
ランキングサイトは自動車保険の見直しに重要な目安になると思います。
さらに、代理店で自動車保険のプロの意見を聞き比べてみるのが、自動車保険の見直しに役立ちます。
なお、自動車保険を見直す時には、これだけは譲れないという保障の優先順位を決めておくと見直しにかかる時間が短くて済むでしょう。
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