車を売りたいときに誰でも自分の車を少しでも高く査定してもらい、高い金額で売却したいと思うのは当然のことです。
逆に買取業者の立場として、損をしないように出来る限り低い価格で買取って、少しでも早く、しかも高い価格で売却したいと考えています。
買取業者とすれば下取りや買取りの車が転売できないと、車を保管する場所が必要になりますし、時間の経過とともに車が劣化するので、市場価値も下がってしまいます。
人気の車種を出来る限り安く引き取って、すぐに売却するところに買取業者のだいご味があります。
この相反する状況の中で、自分に有利になるように売却するためのポイントをご紹介します。
査定では、車のメーカーや車種、年式、グレード、車検期間などの基本的な項目は大きく影響しますが、その他にも結構細かい部分も査定の対象になりますのでご紹介します。
「目 次」 |
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洗車と内装の掃除は入念に
外装と内装をきれいにクリーンアップしましょう
査定士は、最初に車検証の提出を求めます。
車検証の中に車の整備記録を見ながら、車の状態をチェックします。
通常、ダッシュボードには車検証と一緒に車の取扱説明書も入れてありますので、これらの有無も査定の対象になります。
また、スペアキーの有無も査定対象です。
次に車内のシートやフロアマットなどの内装が汚れていれば注目されてしまいます。汚れの質が問われます。
洗浄して簡単に落ちる汚れであれば査定の対象外になります。
特にシートがタバコのヤニで汚れている上に、犬や猫などのペットの毛が付着していれば当然のことながらマイナス査定となります。
つまり、交換が必要と判断されれば、その交換費用と手間、時間などの経費がかかりますので査定金額が大幅に下がってしまいます。
外装、内装ともに全てがきれいにクリーンアップされた車と泥やホコリで汚れ車内も散らかって汚い車とでは査定士の第一印象も違ってきます。
実は第一印象も結構大切なのです。
外装でチェックされる項目
〇ボディの汚れやキズ、凹みなど
〇ボディカラーと日焼け、色あせなど(メタリック塗装は弱い)
〇ボディのステッカー貼りあと
〇エアロパーツ全体の状態
〇ナンバープレートの状態
〇ボンネットや天井の状態
〇ヘッドライトやテールランプ
〇アンテナ類
〇前後左右のガラス
〇パワードア、ウインドウの動作
〇タイヤの摩耗やホイールの状態
〇サスペンションの状態
〇タイヤハウスの錆びなどの状態
〇マフラーの錆びや亀裂などの状態
〇オイルの漏れ
内装でチェックされる項目
〇煙草のヤニ、臭い
〇シートの汚れ、ペットの毛、老朽化
〇エアバッグの状態
〇カーナビの動作
〇オーディオ類とスピーカー
〇ハンドルやメーター類の状態
〇トランクスペースの汚れ
〇スペアのタイヤの状態
〇付属品の状態
車の内外装では、以上の事をチェックされますので、余り費用をかけないで改善できるところは対応しておきましょう。
下取りや買取対策として費用かけて修理工場に出しても、その分が査定に反映されないケースがほとんどです。
車を大切に使っていると思ってもらうことが重要
きれいにクリーンアップされた車を見ると、持ち主のお人柄が想像されるのと同時に、査定士からこの持ち主なら大切に丁寧に乗られていただろうと思ってもらえるでしょう。
しかし、逆の場合はどうでしょか?
もし、査定士が汚れた車を見れば、恐らく乱暴な運転をしていたのではと連想するでしょう。
車を愛する査定士は言葉にこそ出しませんが、汚れた車を査定に出したあなたを軽蔑すると思います。
乱暴な運転をしていた車は、買取った後からオークションなどで売却するまでに整備や検査に経費や手間、更に時間がかかりますので査定士としても敬遠したい気持ちになるのです。
買取業者は、買取った中古車を長く在庫すればするほど経費がかさみます。
査定士は、その経費相当額を減額して査定額を決定することになりますので、考えていた価格よりもかなり低い価格を提示される可能性があります。
査定前に車をクリーンアップしておくことで、査定士に好印象を抱いてもらい、買取り後の手間が省けると思ってもらえることで、その経費分だけ高い査定が得られる可能性があります。
売りたい車の第一印象が大切
以上のように査定士が車を見た時の第一印象がとても大切です。
私たちでも、キレイな人やカッコいい人を見た時に一目ぼれをすることがありますよね。車に対してもこれと全く同じことです。
洗車や掃除で綺麗にされた車を見た査定士は、貴方に好印象を持ち尊敬の念を抱くでしょう。
この様な印象を持ってもらえると、市場価格よりも安い査定額は出しにくくなるのも人情です。
以上、見てきたように、車体の汚れは、査定項目にはありませんが、手間などの費用が関係するため、きれいにクリーンアップされた車では査定員との信頼関係が築けて高額査定につながる可能性が十分あります。
いかがでしたか、査定士から教えてもらったことは、「査定前には車をクリーンアップ」、本気で売却を考えた時には高額な査定をしてもらうために車を磨き上げて準備をしましょう。
車の価格が高くなる時期を選ぶ
高額査定を引き出すポイントで重要度が高いのは売る時期を見定めることです。
1年を通して、中古車には相場があって同じ車であっても高く売れる時期と高く売れない時期があります。
高く売れる時期を知っておけば愛車の売却を有利に進める事ができます。
価格は需要と供給のバランスによって形成されます。
つまり、多くの人が中古車を買う時期が高くなります。それも人気の車種となると意外高になることもあるのです。
厳密に言えば、買取業者は中古車の需要が増える時期の少し前に買取って在庫を増やしておき、最も売れる時期に照準を合わせて臨戦態勢をとります。
このタイミングで売れば普段より高く売れることになります。
逆に需要が落ち込んでいる時に車を買取っても在庫が増える上に車を保管する費用や維持経費がかかって、大きなマイナス要因を抱えることになります。時期外れでは高く売れる可能性が低いため、高い査定を提示すると赤字になってしまいます。
では車が高く売れる時期はいつでしょうか?
年間を通して車が売れて需要が高くなる時期がいくつかあります。
高額査定は1月から2月中旬
まず、一番大きく需要が高まるのは2月から3月にかけてです。
買取業者は、この少し前の1月から2月中旬にかけて在庫を増やして臨戦態勢に入ります。
毎年4月は統計的にみても3月に売れた反動による減少が予想されますので、売れ残りを危惧して3月には仕入れを抑えます。
2月、3月に車が売れる理由は単純で、会社の異動の時期で引越しや転勤が盛んになること、同時に新卒者や転職者が新たな生活をスタートするための準備をする時期で車の需要が増えるのです。
高額査定を引き出せる大型連休の1ヶ月前
次に需要が増える時期は、大型連休などの行楽時期です。
ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの時期の少し前には需要が伸びます。
この時期に特に売れる車種は、余暇に楽しむためSUVやミニバ、RVなどのレジャー系車種です。
買取業者は、この時期に照準を合わせ、1台でも多くの商品を揃えておきたいために約1月前から在庫を増やしますので、買取の査定も高くなる傾向にあります。
また、人気の車種の場合は、年中需要があり高く売れる傾向にあることも知っておきましょう。
逆に高額査定を期待できない時期
高額査定を期待できない時期は3月から4月です。しかし、4月はゴールデンウィークを控えているためレジャー系の車種は査定が高くなる傾向があります。
12月から2月頃までは、需要が高まるため高額査定が期待できる時期とりますが、8月から11月は比較的需要が低く、中古車の在庫が増える時期でもあり高額査定はあまり期待できないでしょう。
高額査定が得られる車売却の時期、少しでも高く売れる時期にタイミングよく計画的に売却しましょう。
車体のキズや凹みの修理すべきか
車体のキズや凹みを修理したほうが査定額がより高くなるのでしょうか。
査定における車体の小さなキズは多少の減額対象となりますが、大きな影響はないと思ったほうが良いのです。
例えば、鍵穴を差し違えた時にできる鍵穴の周囲の小さなキズも査定士は見逃しません。
補修に出せば費用もかかりますし、塗装の素人である自分が補修して失敗するよりも、そのままの状態で査定を受けた方が得だということです。
何故かと言えば、補修に出した修理費の金額が査定でのマイナス額を超えてしまえば、その分が損になります。
また、自分で補修した場合には隠さずに査定員に伝えましよう。例え、上手に補修出来たとしても伝えておきましょう。
査定のプロは百戦錬磨で鍛えられていますので見抜かれてしまい、ほかの部分でも隠しているのではないかと疑われてしまいます。
結局、査定員は車に関するプロで補修している事が分かった場合は他の部分も疑われ細部にわたり調べられることになります。
正直に伝えることで、査定員の貴方に対する印象も良くなり、信頼関係が生まれます。
自分で補修できる程度の小さな凹みでもマイナス査定になりますが、こちらも自分で補修をした場合、プロの査定士が見れば一目瞭然です。
通常は、小さな凹みでも放置すると車体のサビにつながるリスクもありますので、なるべく早めに補修に出して修理しておくことが大切です。
凹んだ状態で査定を受けると、車に対する愛着がないと判断されたり、使い方も乱暴だと思われる可能性もあり、査定員がマイナス思考になり、他のパーツも傷んでいるのではないかと思われたり疑われることになります。
やはり、目立つ凹みやキズは修理工場に出して修理しておいた方が良いと思います。
査定時の車のキズや凹みに対する対処法、普段から車を大切にしていれば、間違いなく愛車は高く評価されます。
査定時の車内の臭いは減点対象
車内の臭いは、ストレートにマイナス査定になるようです。
タバコの臭いやペットの臭いや毛は当然マイナス査定となりますが、特に吸わない人にとっては最悪、最低で少しの臭いが残っているだけで嫌悪感を示す方も多いのです。
タバコを吸わない人はわずかな臭いにでも敏感に嗅ぎとることができます。
WHO(世界保健機関)は、日本のタバコ事情について大変批判的な態度をとっています。
2020年に東京五輪が開催されますが、公共施設や飲食店などの完全禁煙が徹底されておらず受動喫煙のリスクを強く指摘しています。
車の車内についても、タバコの臭いが残っていると大幅に査定が下がる可能性が高まる可能性を秘めています。
タバコのニコチンやタールの臭いやべとつきを完全に除臭してキレイにするのは非常に難しく評価が下がるのを避けることができないと思われます。
例え、消臭のために芳香剤を使っても、この芳香剤に対する好みもあり臭いの問題は簡単にはクリアできません。
好きな芳香剤の臭いであっても、やはり他人が乗っていたことを考えると気持ちの良いものではありません。
なんと言っても無臭が一番なのです。
車内に臭いがある車を売却するときは、少し前から対策と対処法を考えて消臭につとめましょう。
売却を考えた時から、車内の臭い消しに努力しましょう。
まず、車内にある芳香剤を取り外し、3日に1度のペースで消臭剤を使って消臭しましょう。
また、天気のよい日を選んで窓を全開して、空気の循環を良好にして風を通し、車内に日光を取り入れ、日光での殺菌消臭と車内の乾燥に力を入れて、消臭が完了してから査定にだしましょう。
車内でタバコを吸わず、犬や猫のペットも飼ってなくても、車には食べ物や飲み物の臭い、湿気や細菌による臭いなどさまざまな臭いが入り交ざって、特に嗅覚が鋭い子どもや若い女性には敏感に感じ取られてしまいます。
査定士も臭いには注意を払っていますので、査定に出すときは車内の消臭に努力しましょう。
査定日に努力が報われるでしょう。
車体の色も査定に影響
車を売却するときに少しでも高く買取ってもらいたいと思うことは当然です。
愛車を売却するときには、車体の色を変えることは不可能ですが、購入時に売却の事を考慮して色を選ぶようにすることができます。
車を査定に出すときに、車体の色を後悔しても遅いけど、車体の色が査定に影響することを事前に知っておいた方が良いでしょう。
最近は、車体の色が豊富になり、気に入った色を選べる様になりましたが、色選びには売却時のことを考えて配慮が必要です。
車体の色については、購入するときに知っておかないと売却するときに不利になる要素でもあります。
車体の色は査定の項目にあります。
車の色は、時によって人気の色になったり、不人気の色になったりします。
つまり、買い手が好む色が人気の色となります。
テレビのCMなどに採用される車の色は、消費者の印象に残る様に鮮明でカラフルな色です。
特に女性は、一時的にブームになった軽自動車のピンクやアクアブルー等の可愛い色を買いました。
しかし、ブームが去ってしまえば全く人気が無くなるリスクがあります。
目立つ色は一時的には良いのですが、心理的には飽きるのが早いといえます。
購入時に可愛い色が欲しくなって購入し、後で後悔する人も多いのです。
一時的にブームになった色の車は、同じ時期に購入した方々が手放せば、不人気の色の車が中古車市場にあふれる事にもなりかねません。
買い手がつかない色は、当然査定もかなり低くなります。
この様な状態になることを想定しても、今が良ければと思って購入されるのであれば忠告もしませんが、でなければ、いつの時代になっても根強い人気がある色の車を購入しておいた方が無難なのです。
その点で、車体の色が「白」や「シルバー」「黒」などは無難な色であり、査定の評価は比較的安定しています。
一時的なインパクトで好意を持った色を選び、後悔した人の話はたくさん聞いてきました。
どうしても乗りたい色の車があれば、一時的にレンタカーを借りて乗ってみても良いと思います。
査定前の車検は無駄で損
愛車を査定に出すときには誰でもより高く評価されたいと思うものは当然のことです。
車を査定に出す前に、査定額を高くしたいために、車検に出そうとする方がいますが、これは得策ではないようです。
車検が切れいても査定に出すことができるので、わざわざ高い車検費用を支払って査定してもらう必要はありません。
査定するために車検に出すと損をしますので、車検には出さないようにしましょう。
査定時に車検を通したばかりの車と車検切れの車とでは、査定額に少し影響する程度で、実際に車検にかかった費用程の差額は出ないようです。
その理由は簡単で、車の買取り業者は自前の整備工場や提携の整備工場を持っておりますので、修理や整備、車検等の費用を低く抑える事が出来るのです。
よって、査定前に車検を受けることは、わざわざ高い買い物をする事と同様です。
以上の理由で、査定前に車検を通すことの無駄がお分かりになったと思います。
車検に出す時間があるのであれば、車体を磨き上げることと、車内の清掃と消臭に力を注ぎましょう。
また、ダッシュボードの中に入っている整備手帳や分解整備記録簿などを確認・整理して、査定時に車の状態が良いことをアピール出来る材料を準備し高額査定を勝ち取りましょう。
車検を通すときは自分が乗り続けるときですので、査定のためだけに車検には出さない様にしましょう。
中古車の下取り買取りの時期を選ぶ
愛車の売却を考えた時に売却の時期を無視すると後々後悔することもあります。
そこで、買取り専門の査定士に1年で愛車をいつ売却すれば、より査定額がたかくなるでしょうか。
売却の時期を知っているのと知らないのでは大きな差がでることもあるよあるようです。
買取業者が一年を通して、需要が高まる時期に照準を合わせて中古車の在庫を増やすために、キャンペーンをうって下取りや買取りを積極的に行う時期があります。
その時期を知ることで売却のタイミングを知っておきましょう。
この時期に愛車を下取りや買取りに出せば高額査定につながります。
高額査定を期待できる時期は年間で二度
業者は、需要が高まる少し前から仕入れを増やし準備に入ります。
まず、年間で一番需要が増加し買い手が多くなるのは、2月から3月にかけてになります。
理由は、新社会人のスタートの時期でもあり、引っ越しや転職、異動の時期であること、また1月に車が1年歳を重ねた直後であり日数が余り経過していないこと等が挙げられます。
よって、2月から3月の少し前の「1月から2月が高額査定のチャンス」といえます。
逆に4月なると、3月の反動減となるので、売れ残りしない様に中古車の仕入れを減らします。
その次に需要が増加するのは、夏期のボーナスが支給された後の9月から10月です。
この少し前の「8月が高額査定のチャンス」といえます。
ボーナスが支給されるにもかかわらず、12月は4月と同様で査定価格は下がります。
理由は、人と同じで年を越せば1年旧式になり価格が下がるからです。
下取り業者が仕入れた車を在庫せずに年内中にさばくには、11月中旬くらいまでがリミットといえます。
自動車メーカーは、この2つの時期にフルモデルチェンジやマイナーチェンジをして新車を販売しますが、同時に中古車も沢山売れる時期でもあります。
下取りや買取りのタイミングを意識して高額査定をゲットしましょう。
いかがでしたが、1年で査定に出す時期は「1月、2月、8月」ですので、この時期を狙って計画的に売却を考えてください。
新たに車を購入すると、税金や手数料などの費用がかさみますので少しでも高い査定がでればそれらの費用にあてることもできます。
少しでも費用を抑え楽しいカーライフを楽しみましょう。
高額査定には純正・社外パーツ対策も
中古車査定では社外パーツはマイナス評価されると言う方がいますが、そのパーツによってケースバイケースですので、実際に査定に出さなければ分からないこともあるようです。
愛車には、自分の気に入ったパーツを取り付けて楽しみたいものです。
しかし、下取りや買取りに出して査定を受けるときには、少しでも高く売却したいと思います。
査定の時の純正パーツと社外パーツはどのように対処すれば良いのでしょう。
まず、社外パーツがマイナス評価される典型的なパターンは、万人受けしそうにない特殊なパーツや取り付けのために車体にドリルで穴を開けている様なケースです。
この場合では、純正品パーツは保管しておき、査定の時には取り替えた社外品パーツを元の純正品パーツへ戻しておきましょう。
「純正パーツでは、マイナス評価になることはありません」
社外品パーツは下取りでは査定対象にならないどころか大きなマイナス評価となる場合があります。
「下取り査定の場合は、純正パーツに戻しておきましょう」
「社外パーツは、買取りの場合に限定です」
買取り査定の時に、純正パーツを準備しておいて、取り付けてある社外パーツと持参した純正品パーツのどちらがプラス査定になるかを直接聞いてみましょう。
取り外したパーツは、ネットオークションなどで売却すれば、意外に高く売れるケースあります。
純正パーツが基本と考えてください。
またその時々で社外パーツが評価される場合もありますので、遠慮なく査定士に聞いて高くなる方を取り付ければ少しでも高い査定を引き出すことができます。
「用語解説 純正パーツ」
自動車メーカーが、自社モデル用に開発した部品。メーカーの規格で製造されたもので、一般的に社外パーツよりも高価である。メーカーが品質保証ており、純正部品の包装箱や袋に純正の文字が印刷されている。
純正パーツは、下請けなどの部品会社で委託製造されており、自動車メーカーが製造しているとは限らない。
「用語解説 社外パーツ」
自動車メーカー系列の部品メーカーなどで製造されている部品。自動車メーカーの品質保証がされていないもので、量販店などで販売されている。社外パーツの中には車検を通過しないものもある。
高額査定の買取・下取りの選択基準と条件
車を売る手段は、大きく分けると買取りと下取りがありますが、通常では買取りの方が高額査定を期待出来るので有利です。
なぜかといえば、買取り業者の方が下取り業者より査定額が高いかは、オークションの相場価格を基準にして、買取り価格を決めているからです。
でも、ある一定条件ではディーラーの下取りの方が買取業者より査定額が高く有利な場合もありますので、その条件を見極めて判断できる様に是非知っておいて下さい。
現在、乗っている車を売って、新たに別の車に乗り替える場合、下取りの方が絶対的に得だと思っている方が意外に多いのです。
でも一概には言えません。下取りの方が得になるケースは一定の条件下になります。
その条件を知っていれば、買取り業者よりも高く売れることもあります。
その条件は次の場合です。
ポンコツで廃車費用を取られる程のダメ車
買取業者は、買って仕入れた車をオークション等で転売して利益を稼ぎます。
廃車費用がかかる程の状態の車を買うことは考えられません。
しかし、ディーラーによる下取りの場合は、新たに別の車を買ってもらうことが前提になっているので、お客様に対して廃車費用程度のサービスを行います。
廃車費用は、普通車で2万円、軽自動車で7千円程度ですので新車を購入してもらえるのであればこの程度は少額といえます。
新たに車を買ってもらえるので、この程度の金額は元がとれます。
下取りキャンペーンをしている時
これは新車を買ってもらうためのキャンペーンですので、この時は買取業者よりもディーラーの方が高く下取りをしてくれる可能性があります。
下取業者はメーカーから一定のノルマを課せられていますので真剣に取り組みます。
更に新車を販売すれば、ディーラーは販売奨励金を得ることが出来るので力が入ります。
この時は下取りで高額査定をもらう大チャンスです。
ディーラーは下取り対策金を準備しお客様獲得に力を入れ、例えばお客様が他社メーカーからディーラーの自系列の車に乗り替える場合は謝礼の意味も含めて、特に高く下取りしてもらえる可能性が高いのです。
つまり、所有している車とは、違う他メーカーの系列ディーラーに持ち込む方法です。
走行距離も査定には影響大
一般的な車の年間走行距離は、普通車ではおおよそ10000q、軽自動車では8000q程度とされています。
なので、普通車であれば3年では30000q、5年であれば50000qが目安です。
この目安の走行距離を下回っていれば、高く査定される可能性があります。
しかし、走行距離が低ければ低いほど評価が高いという訳でもありません。
この目安を大幅に上回っていると査定額の評価が下がってしまいます。
年間10000qの一般的な目安を、3000q以下など大幅に下回っている車は、長い間乗られずに放置されていた、と判断される場合もあり高い査定がでないケースもありますので注意が必要です。
車も人と同じで長い期間動かさないと潤滑油の巡りが悪くなってしまいます。
エンジンオイルがオイルパンに抜け落ちて、シリンダーの内壁にキズが付きやすくなってしまいます。
また、エンジン以外にも、ドアやボンネット、トランクなどが長期間開け閉めされないと、シーリングゴムがくっ付いて傷んでしまうこともあります。
また、遠出をせずに買い物や送り迎え程度であれば、年間3000q以下になるでしょう。
しかし、近場を頻繁に走行使用する乗り方だと、エンジンが温まる前に止める繰り返しを続けていることになり、エンジンに負担がかかっているとみなされて査定額に影響する可能性もあります。
エンジン音も査定に影響
査定士は、エンジンをかけてエンジンの音をチェックします。
エンジンからの異音ですが、エンジンやその周辺の動力源には、金属や樹脂、ゴムなどの様々な素材が使用されていますので、これらの部品同士の摩擦などによって、様々な音が発生します。
例えば、エンジンの回転数を上げた時の異音は、タイミングベルトの緩みや滑りなどが想定できます。
また、排気系のマフラーからの異音もマフラーの破損や穴あきによる排気漏れの可能性があります。
ブレーキの異音で一番多いのが、ブレーキパッドやブレーキドラムの磨耗です。
査定士は、これらのエンジン回りのチェックも慎重行いますので、査定に出す前にチェックしておきたい部分です。
エンジンルームの車体番号もチェック
最近は車の盗難が頻発しています。盗難された車は、売りさばくときに足がつかないようにエンジンルーム内に記載されている「車台番号」が識別できないように手を加えたり、改ざんをします。
車体番号は、1台に1つの番号が付与され同じ車台番号は存在しないため所有者が誰であるのかを判別することが出来ます。
まれに盗難車とは知らずに購入しているケースもあり、車体番号の改ざんなどもチェックされます。
改ざんがあれば、当然下取りや買取りは拒否されることになります。
エンジンルーム内でチェックされる項目
〇バッテリーの劣化
〇エンジンオイルの劣化
〇事故、修復歴
〇エンジンの状態
〇車台番号
以上のことを参考にして、高額査定を勝ち取りましょう。
下取りや買取りを高くしてもらえるケースをご紹介いたしましたが、知っているのと知らないのでは大違いです。後で後悔しないためにも少しでも高く売却できるように心がけましょう。
45秒カンタン入力 高額査定
「愛車の査定金額や中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。
ガリバーから電話がかかってくるのでそこで詳しい話を聞いてみましょう」
ガリバーの下取りをした時の私の体験
ガリバーで愛車の下取りをした体験です。
ご参考になればと思い掲載いたしました。
結果的にはここまでの査定額がつくとは夢にも思っていませんでしたので、良かったと思っています。
すでに新車で購入してから、5年以上が経過しており、走行距離数もかなりのものになっていましたので、二束三文かとも覚悟していました。
昨今においては、車の買い取り業者は多くなってきており、し烈な顧客獲得競争を行っています。
下取り業者3社に見積もりを取りましたが、私にとってガリバーが一が満足のいく対応をしてくれましたので、ガリバーにお願いすることにしました。
うたい文句ばかりを高らかに掲げ、実力が伴わない商品やサービスの販売を手掛ける業者が多い中において、やはり、最後は本当の実力が試されると思います。
今般では、ネット社会の到来により、車の下取りにまつわる情報収集も以前に比べて格段に容易になってきました。
自宅でのパソコンはもとより、外出先や移動中には、スマートフォンやタブレット端末の機器を持っていれば、ネット情報を簡単に見ることができます。
以前は、週末の休日を使って、ディーラーや中古車市場を回り、自分自身で情報収集をしなければいけませんでした。
時間的にも体力的にも疲れました。
自分の時間もなくなってしまい、趣味の草野球にも参加することができない日々が続き、ストレスにもなりました。
もちろん、同じように考えている人が全国にいるのは明白ですので、常にアンテナを高くしておく必要があります。
ガリバーのような愛車の下取りをビジネスとして行う業者にも、新鋭があらわれるかもしれませんので、目を光らせておく必要はあるでしょう。
私自身も、できる限り毎日のように、仕事から家に帰ると、パソコンでチェックする日々が続きました。
疲れてそのまま寝てしまったという日もしばしばありました。
しかしながら、今回は結果として、ガリバーに愛車を下取りしてもらったことで、次の展開に進むことができますので、ホッとしています。
若干ではありますが、毎月の給与も増えましたので、ずっと乗りたい思っていたSUV車を購入したいと思っています。
必要事項を入力して、その後担当者から連絡がありますので、愛車の査定をお願いしましょう。自宅に来ていただき、すぐに査定額がでます。
愛車の評価額を知っておく事も大切です。
45秒カンタン入力 高額査定
「愛車の査定金額や中古車の販売金額は申込完了ページには表示されません。
ガリバーから電話がかかってくるのでそこで詳しい話を聞いてみましょう」
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