食習慣を改善して腸内環境はを２週間で改善
人を対象にした研究調査で、食事の内容を変えると約2週間で腸内環境が変化することが分かっています。
ということは、腸内環境を改善する食事に切り替えれば2週間で悪玉菌が優位な腸内環境から善玉菌が優位な腸内環境に改善できる可能性があることになります。
男女ともに大腸がんが急増している背景には欧米食中心の食生活を指摘する医療研究者が増えています。
高脂肪で高タンパクの欧米食は悪玉菌のエサになるため腸内環境をアルカリ性に導いて悪玉菌をどんどん活性化させて増やしてしまいます。
悪玉菌が活性化すると腸内には腐敗菌が増加して毒性のアンモニアや硫化水素などの有害物質や発がん性物質が増加します。
また、悪玉菌は一次胆汁酸を大腸がんの原因になる二次胆汁酸に変換させてしまいます。
がんの部位別の死亡率では大腸がんは「女性では1位」、「男性では3位」ですが、更に増え続けています。
腸内環境は約２週間で改善
腸内環境は、食事を切り替えることで劇的に改善することができますので、是非とも取り組みましょう。
高脂肪で高タンパクの食事から腸内環境を改善する「プロバイオティクス」や「プレバイオティクス」の食事に切り替えましょう。
食事を欧米食から和食を中心とした食事に切り替えることで約２週間で腸内環境を改善できることが解明されています。
プロバイオティクス
生菌のことで生きた細菌や酵母を指します。生きたまま大腸にとどく細菌で善玉菌のビフィズス菌や乳酸菌などがあります。
これらの細菌は腸内を弱酸性に保つことで悪玉菌の活性化を抑えて腸内環境を整える作用があります。
プロバイオティクスの食べ物はヨーグルトや乳酸菌飲料、納豆、ぬか漬けなどです。
プレバイオティクス
腸内細菌の善玉菌のエサになり善玉菌の増殖や活性化を促すものです。
善玉菌が活性化すれば腸内が弱酸性になって悪玉菌の活動が抑えられます。
プレバイオティクスは細菌では死菌、食物繊維やオリゴ糖などです。
腸内環境を改善する食べ物
|
機能食品 |
食べ物 |
| オリゴ糖 | 玉ネギ、ゴボウ、白ネギ、アスパラガス |
| 食物繊維 | 海藻、こんにゃく、納豆、野菜、きのこ |
| 乳酸菌 | チーズ、ヨーグルト、みそ、漬物、甘酒 |
| 酵母菌 | ワイン、日本酒 |
| こうじ菌 | みそ、しょうゆ、米酢 |
| 納豆菌 | 納豆 |
食事はバランスが大切です。欧米食にかたよらず、バランスの良い食事に心がけましょう。腸が改善されれば免疫力も高まり病気にかかりにくい体質に変わります。
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