長野県民の長寿日本一は食生活にありました
株式会社ネオマーケティングは、全国の20歳以上の男女3200名を対象に「食生活からみる長寿に関する調査」を実施いたしました。
その結果、長野県は納豆やきのこなどの摂取量が多く日常的に無意識に摂っている事がわかりました。
きのこや納豆は、腸内環境を整え善玉菌のエサになる食品で腸内を弱酸性にして悪玉菌の活性化を抑えて免疫力を高める作用が報告されています。
長野県とその他の46都道府県を比べて、「肉類」「魚類」「穀物類」の摂取頻度には、殆ど差がないものの「菌類」の摂取頻度は長野県が高い結果になりました。
また、全国の70歳以上の人を対象にした、現在の体調について聞いた調査では長野県の高齢者の方が、体調が良く健康への意識が強いという結果が出ています。
長野県は、持病が少ないことが分かりました。普段の生活から健康的な毎日を送っていることが伺えます。
普段の食事への気遣いには、ほとんど差がありませんが、長野県は無意識のうちに長寿につながる食材を摂取しているかもしれません。
長野県では「子どもの頃から」から食卓にきのこや納豆などの菌類が含まれる食材が並んでいることが多い傾向にあるのではないでしょうか。
長野県は、他の都道府県と比較すると「きのこ類」「チーズ」「納豆」の3項目全てで長野県の方が摂取頻度が高いことが分かりました。
きのこなどの菌類を普段から食べることが、長生きに繋がるのかを聞いた調査でも、その他46都道府県より長野県の方が長生きにつながると思う割合が高い結果がでました。
高地は長寿者が多い理由
また、長野県民の長寿は別の側面もあります。
長野は標高が高く、全国的に見ても高地にあります。高地では酸素が薄いため、細胞のミトコンドリアが活性化していて年を取っても若々しく元気な方が多いのです。
人の細胞の数は60兆個と言われていますが、ミトコンドリアは全ての細胞内に存在し酸素を使ってエネルギーを生み出す大切な器官です。
世界的にも高地にあるカスピ海と黒海に囲まれたコーカサス地方、エクアドルのビルカバンバ村、パキスタンのフンザには長寿者がたくさんいることが分かっています。
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