便秘解消の新薬アミティーザ(ルビプロストン)の排便作用
便秘の新薬が32年ぶりに開発されました。
商品名は「アミティーザ」(ルビプロストン)です。
これまでの便秘薬は、腸を刺激して排便を促す薬が中心でした。
しかし、常用していると腸が刺激に慣れて薬が効かなくなる欠点がありました。
便秘は、精神的にも負担になります。
特に女性の場合、「肌荒れ」「太る」「お腹が出る」など多くの不安を抱えてしまいます。
食事の量にも影響されますが、2から3日に一度の排便があれば正常といわれています。
便秘の新薬「アミティーザ」(ルビプロストン)は、これまでの小腸を刺激して排便を促す薬と違い、小腸内にある腸液の分泌に関係している塩化物イオンの受容体のクロライドチャネルの働きを活性化させて、水分の分泌が促され便を柔らかくすることで排便を促す薬です。
便秘の新薬「アミティーザ」(ルビプロストン)は、排便を促すほかにも腸管粘膜のバリア機能や腸管組織の修復作用もあります。
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