「ちょーぐると」の特徴
「ちょーぐると」の特徴は、植物乳酸菌と動物乳酸菌、ビフィズス菌、全部で8種類の菌種を配合したヨーグルトです。
「ちょーぐると」は日本人の体質に合ったヨーグルトとして人気が高まっています。
植物性乳酸菌は、耐熱性と耐酸性に優れ厳しい環境でも生き抜く力があります。
植物乳酸菌は、和食である味噌や漬け物の発酵に使われてきた日本人になじみの深い乳酸菌ですので、私たちの体質に合った乳酸菌といえます。
例えば人の消化酵素は強い酸性で外部から侵入した有害菌やウイルスを死滅させますが、植物性の乳酸菌は強酸にも負けず腸まで生きて届くことで知られています。
腸まで生きて届く乳酸菌はプロバイオティクスに分類されます。
また、例え腸まで生きて届かない死菌でも腸内の善玉菌のエサになって善玉菌の活性化や増殖をサポートして腸内環境を整える働きが報告されています。
これらはプレバイオティクスに分類されオリゴ糖や食物繊維などもこの分類に含まれます。
「ちょーぐると」には、プロバイオティクスとプレバイオティクスの両方が豊富に含まれているヨーグルトです。
「ちょーぐると」の8つの菌種
植物性乳酸菌ラブレ菌
ラブレ菌は、1993年にルイ・パストゥール研究所の岸田博士が京都の男性が長寿であることを知り食べ物と関わりを調べ京都の漬物「すぐき漬」から分離した植物性乳酸菌です。
ラブレ菌はネバネバ成分の多糖を豊富に含み、強酸の消化酵素にも負けずに腸まで生きて届くプロバイオティクスです。
ラブレ菌の最大の特徴は、免疫力を向上させる力が強いことが解明されています。
がん細胞などを死滅させるナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化させるインターフェロンを生み出す力を強くすることが分かっています。
植物性乳酸菌HSK201
植物性乳酸菌HSK201は、日本ハムがアレルギーの研究を行う中でキャベツの漬物(サワークラフト)から分離した植物性乳酸菌です。
耐酸性と耐熱性に優れ食品への応用が容易で腸まで生きて届くプロバイオティクスの乳酸菌です。
植物性乳酸菌HSK201を花粉症患者対象に摂取してもらった研究では、プラセボ群と比較したところ、特に、くしゃみ、鼻水、眼の痒み、涙目などの症状に顕著な緩和や改善効果が確認されています。
花粉症原因の1つであるといわれている血清中のスギ特異的IgEの量がプラセボ群は有意に増加したのに対し、植物性乳酸菌HSK201の摂取した花粉症患者IgEの増加抑制みられました。
さらに細菌やウイルスに関係するTh1細胞とアレルギーに関連するTh2細胞を調べたところアレルギーに関連するTh2の増加が抑えられ、Th1が増加してTh1とTh2のバランス改善したことが確認されています。
Th1とTh2は逆の相関関係、つまり一方が増えると片方は減少する関係にあり、この2つのバランスが重要となります。
ビフィズス菌BB536株
ビフィズス菌BB536株は、ビフィズス菌では珍しく酸や熱に強い特徴があり、森永製菓の研究によって世界で初めてヨーグルトに応用されたビフィズス菌です。
花粉症などのアレルギー疾患の改善効果、腸内環境を弱酸性にして悪玉菌の活動を抑え腸のぜん動運動を盛んにして便通を促進する効果、免疫力の向上などが報告されています。
殺菌・除菌作用
ビフィズス菌BB536株は腸内で酢酸を生成して強い殺菌効果を表します。
殺菌作用によってウイルスや有害物質を排除します。
マウスにビフィズス菌BB536株を投与した実験で、腸管出血性大腸菌O-157の感染が抑えられた結果が得られています。
腸内環境の改善作用
国の特定疾患の潰瘍性大腸炎の患者に対してビフィズス菌BB536株を摂取してもらった研究では10人中9人の症状が安定したという結果が報告されています。
アレルギーの抑制作用
花粉症疾患にビフィズス菌BB536株を摂取してもらった研究では、特に鼻水、鼻づまりなどの鼻の症状と目のかゆみが改善されたと報告されています。
フェカリス菌EC-12株
フェカリス菌EC-12株は、1ｇ中に約5兆個の菌が含まれており非常に小さな乳酸菌であるため、少ない量でたくさんの乳酸菌を腸へ届けられる特徴があります。
EC-12株は、加熱殺菌処理を行い死菌として腸に供給するプレバイオティクスの乳酸菌です。
乳酸菌は、必ずしも生菌のまま腸に届く必要はなく、逆に死菌の方が健康効果を発揮する場合があります。
EC-12株の場合、免疫力を高める効果が生菌の約3倍という研究結果が報告されています。
EC-12株は、免疫乳酸菌ともいわれ、免疫を活性化して高める作用や花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の予防や改善効果が期待されます。
腸は免疫の約7割を担当しているといわれていますが、小腸には様々な免疫細胞が集中しているバイエル版がいくつもあります。
EC-12株が善玉菌のエサになることで活性化するとパイエル版に存在する免疫細胞が活性し強化されインフルエンザなどの感染症に対しても効果を発揮することが報告されています。
有胞子性乳酸菌ラクリス(R)
有胞子性乳酸菌ラクリス(R)とは、胞子を作る植物性乳酸菌で耐熱性と耐酸性に優れ厳しい環境でも生き抜く力を持っています。
食品への応用が容易でコレステロール低下作用やアレルギーの改善に効果が報告されています。
乳酸菌の中でも胞子を作る種類のもので、有胞子性乳酸菌とも呼ばれています。
胞子になると熱や酸に強くなるだけではなく乾燥にも強くなります。
そのため、様々な食品に加工することができるのが特徴です。
ラクリス(R)は、腸内に長く留まり腸内環境を整えて便通を改善する作用が報告されています。
また、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状の緩和に効果があることも明らかになっています。
スギ花粉症の成人58名にラクリスを摂取してもらった研究では目のかゆみや鼻水の改善効果が報告されています。
スマート乳酸菌
スマート乳酸菌はポリフェノールの吸収を高める乳酸菌として注目されています。
お茶に含まれているカテキンはポリフェノールですが、スマート乳酸菌と同時に摂取することで内臓脂肪の減少が報告されています。
様々な食品に含まれているポリフェノールは、スマート菌と一緒に摂取すればメタボリックシンドロームやダイエットに十分期待できそうです。
シールド乳酸菌M -1
シールド乳酸菌M-1のマウスを使った実験では、NK細胞の活性化につながるインターロイキン-12の分泌促進が他の乳酸菌の倍近く免疫を活発にする作用が高いことが確認されています。
インフルエンザの重症度やコレラ毒素に対する抗原特異的IgA量の産生でも、シールド乳酸菌M-1の摂取群が有意に働いていることが報告されています。
以上の研究結果からシールド乳酸菌M-1が腸のパイエル板に働きかけることで免疫細胞がインターロイキン-12を活発にして分泌を促進させ、NK細胞が活性化することでがん細胞やウイルス感染細胞を攻撃すると考えられています。
フェカリス菌FK-23株
フェカリス菌FK-23株、非常に小さく１ミクロンの小さな乳酸菌です。
近年、インフルエンザ薬などの薬剤に耐性をもった耐性ウイルスが出現することが問題になっています。
フェカリス菌FK-23株は、体内の免疫機構の調整する働きがあり、新型の鳥インフルエンザなどの未知のインフルエンザウイルスに対しても予防効果が期待されています。
日焼け、色素沈着を抑える
モルモットを使った実験で、モルモットの地肌に紫外線を当てて皮膚の経時変化を調べた結果、フェカリス菌FK-23株を投与したモルモットは紫外線による皮膚の日焼け、色素沈着が約3割抑えられたと報告されています。
皮膚の弱い子どもの紫外線が心配となりますが、市販の日焼け止めも皮膚の弱い子どもには炎症の原因になります。
フェカリス菌FK-23株には色素沈着を抑える効果に期待したいところです。
花粉症などのアレルギーや喘息症状の改善
マウスを使った実験でアレルギー症状を起こしたマウスにフェカリス菌FK-23株を投与したところ抗ヒスタミン剤と同等にアレルギー症状を抑える効果が確認されています。
また、フェカリス菌FK-23株と抗ヒスタミン剤を併用した場合にはその効果が高まることが確認されています。
抗ヒスタミン薬には神経に働きかけるため眠気などの副作用があるため注意が必要です。
健康に注意するためにはフェカリス菌FK-23株を習慣的に摂取することがすすめられます。
「ちょーぐると」
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