UV日焼け止めの対処法


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NHKためしてガッテンの放送内容を記事にしたものです。
 
シミには「赤いシミ」や「茶色のシミ」の2種類があって、このシミの色によって対策を使い分けることが大切です。

 

「赤いシミ」の対処法はイミキモドクリーム

 

日焼けによる赤いシミの対策クリーム 

 

「赤いシミ」は見た目ではあまり目立ちませんが、皮膚の下に「がんのタネ」が隠れていることがあります。
 
例えば、赤いシミでもかさぶたのように変質しているシミは皮膚の下に皮膚がんのタネが隠れていることが多いのです。
 
赤いシミの表面を指の腹でなでるとザラザラしていたり、トゲトゲしくなっている場合は特に要注意です。
 
紫外線で皮膚がダメージを受けると皮膚のすぐに下の表皮細胞が変質します。
 
免疫細胞は変質した細胞を非自己と判断して攻撃をします。
 
免疫細胞を運んでいる皮下の血管がふくれて赤くシミのように浮き出て見えるのです。
 
以上のことから、「赤いシミ」は皮膚がんになる可能性があり、「茶色のシミ」は皮膚がんの可能性は低いのです。
 
赤いシミは、見落としがちなので注意が必要なのです。
 
赤いシミは、その皮下にがんのタネが幅広く発生している可能性があるのです。
 
がんのタネを消す薬が開発されています。
 
その薬とは、がんのタネを殺す「イミキモドクリーム」といいます。塗るだけで肌の奥まで効果が届いて、元の肌がよみがえります。
 
この「イミキモドクリーム」は、シミの薬ではありません。
 
免疫力を高めて、紫外線で角化症を起こした病変部位の細胞の死滅をサポートします。
 
「イミキモドクリーム」を塗ると約4週間で元の肌がよみがえりますが、皮膚の下に潜んでいたものがあぶり出されて表れ、一時的に肌はとても酷い状態になります。(あぶり出し効果)
 
皮膚の免疫細胞を活性化させて自然治癒力を増強しがん細胞と戦わせた結果炎症がおこるのです。
 
赤くなって治らず、長く続く時は要注意です。
 
長年にわたって日焼けをしている人は、がんのタネが蓄積されている可能性があります。
 
軽度の場合は液体窒素を患部にあてて急速冷却することで数分の短時間で治療が終わります。

   

「茶色のシミ」の対処法はクセの改善

 

茶色のシミは生活習慣で改善する 

 

冬は色素沈着しやすい季節です。
 
女性の天敵の「茶色いシミ」は、何気ない習慣を変えるだけで劇的に改善することができます。
 
冬はお肌が白くなっているので要注意です。
 
日差しが弱い冬といって安心してはダメです。
 
冬だからこそ気をつけたいUVケア、お肌を若々しくきれいに保つための徹底対策をしましょう。
 
実はお肌には「シミのタネ」がたくさん蓄積しています。
 
お肌のケアをしないで放置すると、いずれ多くのシミが浮き出てきます。
 
紫外線や加齢によって増えていく顔のシミは、冬に対策すればきれいに消したり薄くできるのです。

 

紫外線UVBの特徴

 

紫外線UVBは、お肌を黒や赤に日焼けさせる種類の紫外線です。
 
冬は、UVBの紫外線量は夏場の2割以下に減少しています。
 
皮膚の浅い部分のに届き、細胞のDNAを破壊して「がんのタネ」をつくります。
 
でも体の修復機能によって修復されて、すぐに皮膚がんになることはありません。

 

 

紫外線UVAの特徴

 

紫外線UVAは、お肌が赤や黒になる日焼けが起きにくい紫外線です。
 
冬でも、半分程度の紫外線UVAが降り注いでいます。
 
UVAは、お肌の深部の真皮まで到達してお肌にダメージを与えます。
 
UVAは、反応が目に見えない紫外線なのです。
 
紫外線UVBで細胞がダメージを受けたところに、紫外線UVAが差し込んで真皮まで到達して活性酸素を発生させるのです。
 
活性酸素は、細胞を修復する機能を弱めてしまいます。
 
そうすると、壊れた細胞が増加して「がんのタネ」が増えます。
 
「がんのタネ」が増え続けると最終的に皮膚がんになります。

   

シミの原因になる生活習慣

 

知っておこうシミを増やす生活習慣 

 

髪の毛が皮膚に接触するだけでも摩擦でメラニンが作られシミの原因になります。
 
お肌が敏感な人は、髪を束ねて顔に当たらないようにしてお肌への刺激を避けましょう。
 
誰でも何気なく顔を触るくせがあります。
 
この様なくせがお肌の摩擦して炎症を起こしてメラニンが蓄積されます。
 
また、洗顔の時にお肌こするとメラニン色素が蓄積してシミの原因になります。
 
泡洗顔に変えましょう。
 
泡を転がすように洗顔すればシミが改善します。
 
泡を肌にポンポンと当てる感じで十分な洗顔ができます。
 
人それぞれの習慣でシミができます。
 
例えば、右利きの人は顔の右側にお化粧を何度も塗る傾向があるため、顔の右側にシミができるのです。
 
そして、シミができると更にファンデーションを塗ってしまうため、シミの部分に圧がかかり、更にシミが増え、濃くなるる悪循環になります。

 

2週間後で大幅改善

 

シミは短期間で大幅に改善する 

 

以上の生活習慣やくせを改善することでシミが改善されます。
 
まぶたをこする習慣があった方は、意識的にこすらないように注意をすることでシミが薄くなって改善します。
 
また、お化粧の時に強く擦っていたかたは、やさしくすることで炎症やシミの濃さが改善ています。
 
お化粧は、こすって落とさずに洗い流すものに代えるだけでシミが改善しました。
 
また、メイクブラシなども硬いものから柔らかい物に代えるだけでもシミの予防改善効果があります。


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