UV日焼け止めの対処法


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紫外線対策で、間違った思い込みしていませんか?
 
真夏を前に、もう一度紫外線対策のおさらいをしましょう。

 

シミ、シワ、タルミの原因はUVB

 
UVBは、波長が長いので皮膚の深部まで届き、細胞や遺伝子に損傷を与えます。
 
また、紫外線はシミ、シワ、タルミの原因にもなります。
 
更に、皮膚に炎症を起こして、繰り返し浴び続けると皮膚がんの原因にもなります。
曇りの日や雨の日でも紫外線が降り注いでいます。
 
紫外線の量は、晴れの日を100%とすると、曇りの日は60%、雨の日でも30%もの紫外線が降り注いでいます。

 

紫外線は疲労の原因

 
紫外線は、体の活力を高めてくれる効果があります。
 
しかし、一方で長い時間、紫外線にさらされていると疲労の原因になります。
 
疲労の原因は、紫外線を浴びると皮膚の細胞や遺伝子が損傷を受けます。
 
その損傷を修復するためにエネルギーが消費されるため、疲労感が増加するのです。
 
日焼け止めで、お肌の紫外線対策を完璧にしていても、目の角膜から紫外線が侵入してきます。

 

眼を紫外線から守ることが大切

 

角膜から入る紫外線で疲労感

 
紫外線をマウスの目に当てて疲労度を測った実験では、紫外線に当たった後に動きが極端に、鈍くなるという結果がでました。
 
紫外線によって目の炎症が起こり、脳に伝わり疲労感を感じます。

 

白内障の原因にも

 
紫外線が眼の水晶体に入りこむと、タンパク質が変性して、水晶体が濁ってしまいます。
 
眼の炎症の他にも白内障の原因になります。
 
紫外線が多く眼に入る時間帯は、特に注意が必要です。
 
注意するのは太陽が低い位置にあるときです。
 

注意する時間帯

 

午前中9時から10時
 
午後2時以降

   

紫外線対策のカット率の高いサングラス選び

 

横から入る紫外線にも考慮して、サングラスを選びましょう。
 
サングラスの色は、黒を思い浮かべますが、黒のサングラスは眼の周りが暗くなり、瞳孔が開き紫外線を多く取り込んでしまいます。
 
最近のサングラスは、黒くなくても紫外線をカットするように加工されています。
 
サングラスは色に関係なくカット率の高いものを選びましょう。
 
紫外線は、横からも入るので目の周りを覆うタイプのものを選びましょう。

 

日焼け止めは小まめに塗る

 
出かける前に日焼け止めを塗っても、汗で取れてしまい、薄くなるので効果が低減してしまいます。
 
2、3時間おきに小まめに塗ることがポイントです。
 

注意したい紫外線の照り返し

 
紫外線は、物に反射して様々な方向から反射してきます。
 
紫外線の量はアスファルトでは10%増、砂浜や水辺では10から25%多もくなります。

 

日傘は1、2年で経年劣化

 
日傘は、1年から2年で生地が劣化しますので、買い替えるかUVカットスプレーをしましょう。

 

日傘の色は、黒色が良い

 
白が良さそうに思っていませんか。一見涼しげな感じもしますが、逆効果です。
 
白の日傘は直接の紫外線は反射してカットできますが、地面から照り返しが反射し日傘の内側にも反射して自分に降り注ぎます。
 
黒は熱を吸収しますが、加工技術がすすみ断熱効果の高い黒い日傘があります。
 
黒い日傘を真っ直ぐ低くさしましょう。日傘の軸を肩に当てる指し方は、日傘が傾いている時間帯は、顔に紫外線を受けてしまいます。

 

帽子の選び方とストール

 

帽子は、メッシュは風通しが良くて、一見涼しそうですが、紫外線が入り込みます。
 
また、首に巻くストールも大切です。暑苦しそうに感じますが、綿100%のストールは意外にも涼しく感じます。

 

紫外線カットする洋服の色

 

紫外線をカットする洋服の色は黄色です。
 

紫外線カット率

 
赤色 90%、
 
青色 91%、
 
黄色が96%のカット率でトップです。
 
外に出ない事が一番ですが、以上の紫外線対策を参考にしてひと夏を過ごしましょう。


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