車内空間が広いハイト系軽自動車

N-BOX 5年間で100万台突破の記録更新 好調の理由

 

N-BOXの好調の理由 
 
ホンダN-BOXは2011年の末に販売されて以降、依然として好調をキープしています。
 
2016年の軽自動車の年間販売台数速報によれば1位はホンダN-BOXで18万6367台を達成し前年比で微増ながら100.8%となりました。増税による軽自動車離れの中で堅実な数字といえます。
 
好調を裏付けるように2016年12月にはN-BOXの発売から5年間(60ケ月)で累計販売100万台を達成しフィットの最高記録であった78カ月を更新しホンダ最速の販売記録になりました。
 
ご存じのようにN-BOXは背の高いスーパーハイトワゴンと呼ばれるタイプの軽乗用車です。

 

 

 

N-BOXの魅力の原点

 

N-BOXの開発には第2期のホンダF1参戦に長年たずさわった技術者が参画したことが話題になりましたが、軽自動車という狭くて厳格な規制の中でN-BOXを生み出し他社を圧倒的にリードしている原点とホンダの本気度が伺えます。
 
N-BOXは老若男女、幅広い年齢層に支持されていますが、小さい子どもがいる主婦や若い人にもファンが多くセンドカーとしてではなくメインの車として購入されています。
 
主婦層にも人気が高いことから使い勝手の良さが口コミで広がったこともN-BOXの販売に大きくプラスに働いていると思われます。
 
N-BOXを購入される人は家族や知り合いなど人を乗せる機会が多く、両サイドのパワースライドドアがとても便利という声が多く聞かれます。乗り降りの多い送迎やスーパーなどの駐車場で隣の車や壁にあたる心配をしなくて安心という声も聞かれます。
 
でも、普通車ミニバンか軽自動車N-BOX、どちらを購入するかで迷っている方も多いと思われます。
 
当然、普通車のミニバンのほうが乗り心地や利便性は良いはずですが購入時の費用面ではN-BOXが有利です。
 
ここは、予算面や使用頻度などを総合的に判断して決定すると良いと思います。
 
また、安全面でもN-BOXを購入される方も多くいます。

 

 

 

N-BOXの安定性と安全支援システム

 

一般的に軽自動車というと安全面に不安を持つ方が多いようです。
 
ホンダは平成18年度にゼストで軽自動車として初めて衝突安全性能試験において運転席・助手席ともに最高評価の「6スター」を獲得しています。
 
この衝突安全設計がN-BOXでも生かされ採用されています。
 
また、その他にもスリップ防止の「VSA」や急ブレーキを後続車に知らせる「エマージェンシーストップシグナル」、そして坂道発進時に後退を抑制する機能など事故を未然に防ぐ機能が標準装備されている点もユーザーの安心感につながっているといえます。
 
N-BOXはスーパーハイトワゴンと呼ばれる形状の特性から車高が高く見晴らしが良く死角が少ないことから安全運転につながっています。
 
そして、助手席側ドアミラーの前側に設置してあるサイドビューサポートミラーは鏡の反射を利用して死角になりやすい左前方を確認できるように配慮しています。
 
N-BOXは軽自動車だからこそ安全面に配慮され設計されたといえます。
 
N-BOXの走行の安定性に寄与している構造がセンタータンクレイアウトです。
 
従来の燃料タンクの位置を車体の後部から中心部に移動したことで重心が安定し乗り心地や加速が安定します。
 
他社の軽自動車からN-BOXに乗り換えの方は走行性能に満足される方が多いようです。

 

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