企業は貢献出来る人材を積極的に探している

転職のリスクを考える

 

業務領域の変化

 

前職では見込み客を獲得するマーケティング部門の業務で、顧客リストに従って営業をかける仕事だったのが、転職した職場では新たな見込み客を発掘する業務が求められ、電話でのアポイントやDMで見込み客を開発する業務を担当させられるかもしれません。

 

最近では、電話での営業は非常に苦労する業務と言えます。

 

 

所属企業の立ち位置の変化

 

業界の中でのシェアの格差も大きく変わってきます。

 

大企業で営業職に従事している時と中小企業やベンチャー企業で同じ営業職に従事するのとでは、思いもよらない格差がある事に気づくでしょう。

 

所属する企業の業界での立ち位置によって顧客の反応が全く違ってきます。

 

ベンチャー企業となると名前の知られていない商品を兎に角値下げしてでも使用してもらうことも重要となります。

 

更に業界上位の企業の商品にない機能を開発するために顧客との会話から考え出して商品の開発まで考えなくてはならないかもしれません。

 
 

上司・同僚との人間関係の変化

 

転職すれば、当然の事ながら周囲の人間関係は一変してしまいます。

 

同僚や先輩との人間関係も最初から築いて信頼を得なければなりません。

 

以前の会社のように仕事のサポートも得らない可能性もあります。

 

信頼関係を醸成するにはある程度の時間が必要です。

 

現在の職場での人間関係に特に問題がないのであれば、転職することで仕事上にはマイナスとなると思えます。

 

仕事の裁量や範囲など転職を検討しているのであれば、転職前に一度上司に相談して交渉する余地もあるのではないでしょうか。

 

現在の会社で実績もなく、転職先で今以上に仕事を評価し裁量を与えてくれるとは思えないからです。