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面接や履歴書の志望動機は自分を売込むチャンス

 
面接官から必ず質問される志望動機は、履歴書の記入欄にもあり、在り来たりの一見無難そうに見える返答が致命傷になります。
 
履歴書の記載や話す内容に具体性がなく、上辺だけの定型文になるとマイナス評価となりますので、時間を惜しまず確りと準備しておく必要があります。
 
例えば、こんな定型文の志望動機です。
 
1.貴社の経営の方針や理念に感銘を受けた。
 
2.私がこれまで経験してきた事を生かせる。
 
3.これからの将来性を感じた。
 
どうでしょうか。
 
もし、あなたが採用担当の面接官だったら、具体性に欠けたこの様な返答に好感が持てるでしょうか?
 
志望動機は、面接官が期待している内容を上回るものでなくてはならないのです。
 
インターネットを活用すれば、受けようする会社の様々な事を知ることが出来ます。
 
まず、会社に関する情報を徹底的に調べましょう。

 

 

志望動機のプレゼンテーションを組み立て

 

例えば、会社の規模や業界での立ち位置、得意分野、強み、品揃え、ヒット商品なども調べ、如何にこれらの情報を使って自分を売り込むプレゼンテーションを作り、説得力のある説明が出来るか否かが勝負のカギであることを強く意識しましょう。
 
会社について調べていく中で、経営方針や理念が、自分に合わないと感じた時は面接を受けるか否か再考しましょう。
 
この様なミスマッチがあると、採用されても違和感を払拭出来ず、長く続かない可能性があります。
 
その会社の製品やサービスが身近にあれば、それらの製品を使用したり、サービスを実際に受けてみることで、様々な発見もあり、より具体的な志望動機に繋げる事が出来るので、説得力も格段に増します。
 
例えば、サービスを受けた時に会話したなかで、会社の商品名や営業所の場所など少し具体的な固有名詞も交えて自分をなりに感じた事や意見を述べることで、会社に対する真剣度も伝わり、面接官に好感を持たれる可能性も高まります。
 
しかし、ここで注意したいのは良かれと思い会社の製品やサービスに対して感じた改善点などを話すのは、限られた時間の面接では、十分に伝わらず誤解されたり、批判と取られることもあるので要注意です。
 
面接に社長も同席し、会話の中で自由な意見を求められた場合には積極的に伝えても良いでしょう。
 
逆に他社との比較で優れている点を自分なりの意見や感想を交えて述べるような組み立ての方が好感を持たれるでしょう。
 
志望動機は、採用を左右するとても重要度が高い質問です。
 
時間をかけて確りと準備しましょう。