企業は貢献出来る人材を積極的に探している

履歴書の「志望動機」欄の重要性と徹底的な企業調査で採用

 
履歴書の記載項目で、何と言っても「志望動機」は、一番重要でしょう。
 
面接官が採用か不採算かを決めるポイントになる項目となりますので、軽い気持ちで記入せず、慎重に取り組みましょう。
 
面接官は、この「志望動機」をもとに自社の事業や業務を考慮しつつ質問をします。
 
本人が思い描いている動機や仕事に対する考え方やイメージが、我が社の理念や方向性、事業内容に沿っているかどうかを読み取ろうとしています。
 
この部分の相違が大き過ぎると、入社しても仕事に対するモチベーションを保てず早期退職に繋がる可能性が高い事を面接官は危惧します。
 
以上の問題点をクリアするための戦略をたてましょう。
 
有名な故事がありますが、「会社を知り、自分を知れば百戦危うからず」孫子の兵法を言い換えた言葉です。
 
故事が言う通り、面接を受ける会社を徹底的に調べた上で、自分がどの様な貢献出来て、いかに会社のプラスになるかを提案するのです。
 
面接は、自分を売り込むプレゼンテーションと考えましょう。
 
会社を取り巻く業界の状況や立ち位置、会社の理念や方向性を調べて理解しましょう。
 
そして、競合他社や他社との違い、会社の強みなども含めて広範囲に調べ、自分が入社して、どのような形で貢献したいのかを説明することが出来れば採用の可能性が高くなると考えられます。
 
面接官は、自社の事を詳しく調べていると感じれば嬉しいものですが、逆に余り調べてない事が分かると興ざめし、面接を早く終えてしまいたいと思うものです。
 
 
30歳未満の方の志望動機の記載内容
 
20歳代迄は、これまでとは異なる業界や職種にチャレンジしても余り違和感はありません。一からのスタートで積極的に学び吸収して頑張る姿勢が伝わる内容を記載しましょう。
また、面接の前に会社の理念や事業内容を詳しく調べ、社会人になってこれまで身に付けたスキルが活用出来そうであれば、異なった業種でも積極的にチャレンジしたい強い気持ちが伝わるように記載しましょう。
 
 
30歳以上の方の志望動機の記載内容
 
一般的には30歳以上になると、新たな業界や職種にチャレンジするのは、少し厳しいと云えます。
これまでの経験で身に付けたスキルを如何に会社に貢献出来るかを具体的に記載しましょう。