採用される志望動機とは

 
面接を受ける前から既に勝負は決まっているといっても過言ではありません。
 
履歴書の書き方や面接でのやり取りは、その会社の事を十分に調べた上で、自分がどの様な形でいかに会社に貢献出来るのかを具体的に説明出来るようにまとめましょう。
 
以上の事がない志望動機では、面接官は物足りなさを感じ不採用になる可能性が高いと言えます。
 
志望動機が定型的な「貴社の将来性にひかれた」「貴社の経営方針や理念に共感」などの場合、これだけでは、何も伝わらないどころか自社の事を調べていない事を悟られるだけでマイナス評価になります。
 
一つ踏み込んだ思いが大切で、将来性を感じ理念にひかれる会社で、自分がどの様に業務に絡み、どの様に会社に貢献したいかを具体的に説明する必要があります。

 

 

会社への貢献をより具体的に

 

具体的に説明するには、その会社の事をかなり踏み込んで調べる必要があります。
 
その会社の商品やサービスを享受出来るのであれば、実際にお客様の立場になって体験した中で、感じた事や意見なども絡めて、自分の出来ること、提案出来る事などがあれば話してみましょう。
 
「前職の経験が生かしたい」や「貴社の事業内容に大変興味を持った」なども同様にうわべだけだと取られかねません。
 
誰しもが言える独自性もない志望動機では、ライバルがこの辺りをクリアしていれば尚更内定は厳しいでしょう。
 
前職の経験を具体的に述べるとともに会社に対して、どの様に貢献出来るかを会社との独自の接点を意識して事前に考え準備ておく必要があります。

 

内定を得るためにより具体的なプレゼンを(例)

 

御社のA店でB商品を購入させて頂きました。
 
購入する時に接客をして頂きました貴社のKさんの対応に感銘致しました。
 
商品のサービスの説明を詳しくして下さり、安心して購入する事が出来ました。
 
また、お店の雰囲気もとても良くて、商品の陳列方法やキャッチコピーも他社と比較しても、様々な工夫が凝らされていて感心致しました。
 
ぜひ貴社で働きたいという気持ちが強くなりました。
 
私は、前職で商品パッケージや店内のデザインや飾り付けの仕事をしていましたので、前職で学んだ経験を生かして貴社に貢献させて頂きたいと思っています。
 
 
このように、自ら体験することでより具体的に会社に対する自分の思いを説明することが出来ます。
 
自分で体験した事をお客様の目線と社員の目線を交えながら説明すれば、本気度が伝わります
 
面接官は、ここまで具体的に自社の事を調査した上で説明されれば、かなりの好感を持つでしょう。
 
自分なりの志望動機を構築しチャレンジしてみましょう。