炎症性腸疾患改善にモラック乳酸菌(パラカゼイ菌)
安倍晋三首相が10代の頃に発症して、首相を辞任する原因になった潰瘍性大腸炎は国の難病に指定され、発症の原因は特定されておらず、まだ解明されていません。
最近の研究で、炎症性の腸疾患は腸内フローラが乱れて、悪玉菌が優位になると潰瘍性大腸炎などの疾患を発症することが分かってきました。
海外の研究グループの報告では、ネズミを使った炎症性腸疾患の研究で乳酸菌のラクトバチルス属パラカゼイ菌を投与したネズミは、体重の減少と大腸の損傷が減少していることが確認されました。
ラクトバチルス属パラカゼイ菌を投与したネズミは、炎症を抑制するタンパク質が増加するとともに有害な活性酸素や活性窒素が減少し、腸内環境が改善していることが確認されています。
研究グループは、乳酸菌の摂取で炎症性腸疾患の改善の期待が持てると報告しています。
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