納豆菌は善玉菌を活性化、病原菌を殺菌
大豆を発酵させて作られる納豆には植物性の乳酸菌である納豆菌が豊富に含まれています。
最近の健康意識の高まりから納豆は根強い人気があります。
この納豆菌は、1906年に農学博士の沢村真氏によって発見されました。
納豆菌は腸内フローラの環境を整えて、善玉菌を増殖させるとともに活性化させる働きが明らかになっています。
腸内に善玉菌が増え活性化すると腸内が弱酸性に保たれて、病原菌や腐敗菌のウェルシュ菌などの悪玉菌の活動がおさえられますので、腸内環境にやさしい食品ですね。
納豆は、この他にも納豆菌の抗ガン作用や免疫機能の増強作用も報告されています。
動物性の乳酸菌に比べて植物性の乳酸菌である納豆菌は、胃酸や熱にも強く、腸まで生菌で届き腸内で活性化します。
それだけでなく、サルモネラ菌や病原性大腸菌、カンジダ菌など、悪玉菌の活動を弱める効果も報告されています。
日本ナットウキナーゼ協会は、納豆菌と混合培養したサルモネラ菌や病原性大腸菌は3日後にはほぼ死滅し、カンジダ菌についても発育が阻害され2日後には半減したと報告しています。
この様に納豆菌には滅菌・殺菌作用もあります。
毎日、納豆を一パックを召し上がり腸内環境を整えて健康を維持しましょう。
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