貧血の改善するほうれん草・あさり・レーズン
男性よりも女性に多い貧血、隠れ貧血を含めると女性の9割りが貧血と言われています。
一度は貧血を実感した方もおられると思います。
諸外国に比べ日本女性に貧血が多いそうです。
その原因は、貧血の基準値の違いにあるようです。
日本の基準は緩く諸外国では鉄剤処方の対象に当てはまる方でも日本では当てはまらないからです。
健康診断で貧血を指摘されてもすぐに命にかかわるものではないため軽視される傾向に
あります。
特に自覚症状がない方は放置する傾向があり隠れ貧血となります。
鉄分は汗や尿からも排出されますが、女性に貧血が多いのは月経によって多量の鉄分が排出されるからです。
また、女性に多い原因として過度なダイエットや偏食などがあります。
貧血の症状は、めまい、ふらつき、息切れ、動悸、顔面蒼白などて疲れやすくなります。
鉄分が不足すると血中のヘモグロビンが減少して全身に十分な酸素を運べなくなってふらつきや疲れやすくなったりします。
生活習慣を整えて、鉄分を含む食べ物の摂取に心がけましょう。
貧血を改善する食べ物
◎あさりには、貧血を予防改善する栄養素が豊富に含まれていいます。
あさりの鉄分含有量は群を抜いています。
また、鉄分の吸収を促してヘモグロビンの生成にかかわっている銅も含まれています。
更にあさりに含まれるビタミンB2やビタミンB12は造血作用があります。
特にあさりの佃煮には鉄分が多く含まれています。
◎ほうれん草には、豊富な鉄分の他にビタミンB2やビタミンB12、葉酸を含んでいます。
これらは、赤血球やヘモグロビンの生成にかかわっています。
ほうれん草は、ビタミンCも豊富に含んでおり、鉄分の吸収をサポートしてくれる食べ物です。
◎レーズンやプルーンなどのドライフルーツには、鉄分やマグネシウム、カルシウムのほか食物繊維も豊富に含まれています。
ビタミンCを含んでいるイチゴやグレープフルーツなどと一緒に食べることで吸収をアップしてくれます。
海藻のひじきが鉄分を多く含む食品として知られていました。
しかし、ひじき自体には鉄分は含まれておらず、昔はひじきを調理する時に鉄鍋を利用
していたため鍋の鉄分がひじきに移っていたことが判明しました。
最近は、調理に使用する鍋はステンレスなどであるため、ひじきの鉄分含有量は殆どありません。
重い病気の場合も
貧血を軽くみてはいけません。
貧血が改善しない場合は、重い病気が原因かもしれません。
例えば、潰瘍性大腸炎やクローン病などの慢性的な腸炎、更には大腸がんや胃がん、乳がんなどではその部位から断続的な出血があります。
出血の量はさほど多くないため、貧血の症状があまり出ないこともあります。
健康診断で便潜血があった場合、必ず精密検査を受けましょう。
痔のケースが多いのですが、前述の通り重篤な病気が隠れている事もあります。
また、貧血の症状やそのほかに気になる自覚症状がある場合は医療機関を受診しましょう。
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