ポリフェノールの抗酸化作用


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コーヒーのクロロゲン酸の抗酸化作用 
 
クロロゲン酸は、ポリフェノールの一種で、抗酸化作用の他に脂肪の蓄積を抑えて肥満を防ぐ作用が知られています。
 
クロロゲン酸は、主にコーヒー豆やごぼうに多く含まれているポリフェノールですが、他の植物では、リンゴ、サツマイモ、プルーン、じゃがいも、春菊などにも含まれていることが明らかになっています。
 
コーヒーの苦味成分がクロロゲン酸で、ドイツの製薬会社によって、血糖値の上昇や脂肪の蓄積を抑える作用など、さまざまな効果や効能が発見されサプリメント素材に活用されるようになりました。
 
クロロゲン酸はコーヒー豆には、5%?10%も含まれており、含有量が1%?2%のカフェインよりも多く含まれています。
 

脂肪の蓄積を予防する作用

 
摂取した消費エネルギーよりも摂取エネルギーが多ければ、余ったエネルギーは脂肪として体内に蓄積されます。
 
この状態が長く続くと、メタボや肥満となり動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病の原因になります。
 
クロロゲン酸は、皮下脂肪や内臓脂肪に蓄積された脂肪が、肝臓でエネルギーに変換れて利用されるときに、脂肪の燃焼を促進する作用があります。
 
その結果、メタボや肥満、脂肪肝を予防する効果があるといわれています。

 

血糖値の上昇を抑える作用

 
クロロゲン酸には、唾液に含まれる消化酵素アミラーゼの働きを抑えて、ブドウ糖の生成を抑える作用があり、急激な血糖値の上昇を抑制し糖尿病を予防する効果が報告されています。
 
糖質は、小腸で分解されてブドウ糖として吸収されますが、糖尿病患者ではインスリンの分泌や働きが悪いため、血糖値が急激に上昇します。
 
血糖値が下がらず、高い状態が続くと、血管や神経に様々な悪影響を及ぼします。
 
クロロゲン酸は、このブドウ糖の生成を抑える作用があり、糖尿病の治療薬として新薬の研究が行われています。
 


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