加齢による白髪を予防する食べ物
一般的に知られている通り髪の毛の色素の黒色を生成するメラニンという物質の働きによるものです。
髪は、「長ーい友」と書きますが、髪の潤いや量、ハリのある髪も年齢と共に失われてきます。
しかし、出来れば少しでも髪の老化を防止したいと考えるのは当然のことです。
髪の健康は女性ホルモン
髪には、女性ホルモンの影響が強く働いています。
このホルモンは主に「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」で、女性の美しさに深く関
わっています。
男性より女性の方が綺麗でいられるのはこれらの女性ホルモン多く肌や髪に好影響に働いているからです。
しかし、年齢を重ねると共にこれらの女性ホルモンの分泌が減少し、若い頃に比べ潤いやハリが失われ、髪の毛の量も減ってしまいます。
中国の唐の時代の漢詩に「代悲白頭翁」があります。
「須臾鶴髪亂如絲」 → 須臾(しゅゆ)にして 鶴髪乱れて糸の如し
糸の様に細くなった白髪を嘆いている漢詩がありますが、加齢と共に髪が貧弱になっていくのを嘆く気持ちは古今東西同じです。
女性が、白髪やコシやハリの変化に気がつくのは、女性ホルモンの分泌が減少する閉経期です。
白髪が出始める時期は個人差があります。
30歳代の方で髪を解かしているときなどに一本の白髪に気がついて、その後増え続ける白髪を見て落ち込む方もいます。
髪を黒くする成分は体内で生成されない
髪の毛のもともと白色ですが、頭皮で髪がつくられる時にメラニン色素が混じり黒色になり生えてきます。
このメラニン色素を生成している場所がメラノサイトです。
このメラニンは、「チロシン」と「チロシナーゼ」という物質の相互作用でメラニンに変化します。
メラニンの元になるチロシンとチロシナーゼは体内では生成出来ないため、食品により摂取する必要があります。
チロシンを増やす食品、食べ物
チロシンを多く含む食品は、
チーズ、大豆、青魚、高野豆腐、たらこ、竹の子などがあります。
チロシンの一日の摂取目安が500r〜2000rと言われています。
特にチーズと大豆は、チロシンの含有量が多いと言われています。
チロシナーゼを増やす食品、食べ物
次にチロシンと共に働いてくれるチロシナーゼを活発にするには、
貝のカキ、ずわい蟹、シャコ、干しエビ、イイダコ、カシューナッツ、ごま、大豆
など
主に銅や亜鉛等のミネラルを摂取しましょう。
メラノサイトを活性化するには海藻類
もうひとつの要件として、髪を黒く着色する場所であるメラノサイトを活性化すれば、白髪の予防に効果的と云えます。
メラノサイトを活性化する食品は、主に海藻類です。
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