「シンバイオティクス」
生菌であるプロバイオティクスと腸内細菌のエサになる死菌やオリゴ糖や食物繊維などのプレバイオティクスを一緒に摂取することをシンバイオティクスといいます。
また、両方を含んでいる飲料や製剤なども「シンバイオティクス」と呼んでいます。
シンバイオティクスのシン(syn)には「一緒に」という意味でのイギリスの微生物学者ギブソンによって提唱されました。
シンバイオティクスを摂取する事で善玉菌が優位になり、悪玉菌の活動が抑えられ腸内環境が整い、免疫機能が高まり、健康を守ることにつながると考えられます。
シンバイオティクスは、医療にも応用され、短腸症患者や胆道癌患者にシンバイオティクスを投与して、悪玉菌が減少して全身の栄養状態が改善されたり、手術後の感染性合併症が抑制されたという臨床試験報告があります。
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