オメガ脂肪酸の効果と摂取量


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青魚のオメガ3系脂肪酸の過剰摂取に注意

 

「オメガ3系脂肪酸」は、脳卒中や心筋梗塞などの生活習慣病を予防する効果があることが解明されて以来、認知度も上がり注目が高まっています。
 
中性脂肪を下げ、血圧を安定させ血液をサラサラにして血流を促進する作用があり、米国では心臓病や血管病の患者が多く医師の処方で日常的にサプリメントとして利用されています。
 
(米国は日本と違い医師もサプリメントを積極的に取り入れています)
 
オメガ3系脂肪酸は多価不飽和脂肪酸の一種で、「α−リノレン酸」、「エイコサペンタエン酸(EPA)」、「ドコサペンタエン(DPA)酸」、「ドコサヘキサエン酸(DHA)」などがあります。
 
不飽和脂肪酸とは、常温では固まらず液体の状態の脂肪酸で植物性脂肪に多く見られます。
 
また、多価不飽和脂肪酸は人の体では生成出来ないため、食事で摂取する必要があります。
 

オメガ3系脂肪酸を多く含んでいる食材

 

オメガ3系脂肪酸を多く含んでいる食材は、エゴマ油(シソ油)、亜麻仁油(フラックスオイル)、クルミなどの植物性脂肪に含まれています。
 
また、青魚のイワシ、サバ、ニシン、ブリ、カツオ、マグロ等に多く含まれています。
 
世界的に 魚を常食にする島や海岸沿いの地方の人には脳血栓、心筋こうそくが少ない事が注目され調査研究した結果、EPA、DHAを豊富に含む青魚を日常的に摂取している事がわかりました。

 

青魚の過剰摂取に注意しましょう

 

しかし、工場からの有害物の排気排液が原因で地球規模の環境汚染が進んでおり、魚に水銀などの有害物質が含まれている可能性があります。
 
特に妊婦、授乳中の母親、子どもは青魚の食べ過ぎには注意が必要になります。
 
その点では、エゴマ油(シソ油)、亜麻仁油(フラックスオイル)、クルミなどの植物性脂肪やクリルオイル(南極オキアミ)がオススメです。
 
因みに南極の海はまだ汚染されていません。
 
クリルオイルは酸化しにくく熱への安定性も優れていますが、植物性のオメガ3系脂肪酸は熱に弱いためサラダのドレッシングやスムージーに入れて摂取しましょう。


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