様々なミネラルウオーター

硬度が高いコントレックス

 

硬度が高いコントレックス 

 
水をボトルに詰めて販売するビジネスはとても効率的で、ここ数十年で飛躍的な成長を遂げています。
 
ヨーロッパでは、水道水が一気に普及した一時期にミネラルウォーターが低迷したことがありましたが、見るからに清潔なミネラルウォーターは人気を取り戻し成長の一途をたどっています。
 
フランでももちろん水道は普及していますが、水道水のにおいや味に不満をいだき長年ペットボトルのミネラルウォーターを消費している国民が多いといいます。
 
アメリカでは水道水が好まれている州もありますが、全体としてはペットボトルの人気が高いようです。
 
現在、日本でも流通している海外の有名ミネラルウォーター企業の歴史は古く、19世紀中に製造販売を始めています。
 
フランスの「エビアン」はレセール侯爵がエビアンに湧水したことを発見し、その泉の水を飲み続けたところ腎臓と肝臓の持病がやらいだことで、地元の医師も賛同して湧水をすすめるようになったのが始まりです。
 
炭酸入りの「ペリエ」は炭酸ガスが含まれたミネラルウォーターですが、炭酸の風味を保ために現在ではボトル詰めの際に炭酸ガスを注入して製品化しています。
程よい炭酸がシャンパンを連想させることからミネラルウォーター界のシャンパンと称されています。
 

オーストラリアの小さな町パンダヌーンでは、ペットボトルの廃棄物が環境悪化の原因になるとしてペットボトルの販売を禁止しています。
 
世界の国々で対応が異なっていますが、日本で流通しているミネラルウォーターのひとつにフランス製のコントレックスがあります。
 
コントレックスはダイエット効果があるとして若い女性に人気があるミネラルウォーターですが、硬度は以下の通りです。
 
コントレックスの水質:「無殺菌、硬度1468、PH7.45」 産地:フランス
 
       Ca 467.0mg/L、Mg84.0mg/L、Na7.0mg/L、k 3.0mg/L
 
 
硬度の高いミネラルウォーターにフランスのコントレックスがあります。
 
私が最初にコントレックスを知ったのは1990年頃、スポーツクラブに勤務していた時でした。
 
スポーツ施設内に飲み物の自動販売機を設置していた業者から、コントレックスを紹介され、会員フロントでの販売を開始しました。

 
コントレックスの最大の特徴は、硬度が1468と高いことです。
 
その当時、日本ではまだペットボトルの水を購入することは定着していませんでした。
 
同じフランス産のミネラルウオーターのヴィッテルは、ヴィッテル村が水源で硬度が315mg/Lで、このヴィッテルに比べてもコントレックスの価格は割高で本当に売れるだろかと疑心暗鬼になりました。
 
フロントで販売を開始すると、コントレックスの効果を既に知っている若い女性を中心にコンスタントに売れて、リピート客を中心に継続的に売れ行きが好調だったのを記憶しています。
 
コントレックスが若い女性向けの雑誌などで紹介されていたようです。
 
コントレックスは、ロレーヌ地方のヴォージュ山脈近くに水源地「コントレックスヴィル」があり、広大な土地が環境保護地域に指定され、徹底した自然保護活動を行っています。
 
日本では、硬度が1000度を超えるようなミネラルウオーターは取れません。

 

ヨーロッパのミネラルウオーターはーの硬度が高い理由

 
ヨーロッパのミネラルウオーターはーの硬度が高い理由
 
硬度の高さは、水に含まれるミネラルの量を指しています。
 
ヨーロッパは、近隣諸国の国境をまたいで、傾斜が緩やかな山々が多く、雨が山に降り注ぎ、地中に浸み込んでミネラルを含む地層をゆっくりと通過する過程で地層のミネラル分を取り込んで流れて、最終的に地表から湧き出します。
 
反面、日本は急な斜面の山々が多く、地層を進む水のスピードが速く、地層のミネラル分を取り込む量は少なくなります。

 

硬度の高いミネラルウオーターは日本料理や酒の醸造には不向き

 

硬度の高いミネラルウオーターは日本料理や酒の醸造には不向き 
 
ミネラル分は、カルシウムやマグネシウム、ナトリウムやカリウムなどで人が生きて行く上でも、必要不可欠な栄養素の一つです。
 
食べ物だとカルシウムは牛乳、マグネシウムはアーモンドなどに含まれています。
 
余りにも硬度が高すぎるミネラルウォーターは口当たりが悪いため、飲み慣れるまでに多少時間を要します。
 
しかし、カロリーがゼロであり、必要な栄養素も摂取できることで若い女性に人気があります。
 
また、マグネシウムは通じを改善する作用があるので便秘気味の方にも効果が期待されています。
 
ただ、ミネラル分が多いため、日本料理やコーヒー、紅茶な水としては不向きです。
 
更に日本酒の醸造に使用すると、苦いお酒ができるので不向きです。

 
日本酒の醸造に使われる水は硬度が50から100mg/L程度です。
 
硬度が高い水は辛口のお酒に仕上がります。

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