ウルトラファインバブルの活用

 

ウルトラファインバブルを医療・民生・漁業・農業に活用

 

 

ウルトラファインバブルは医療分野でも期待される 
 
ウルトラファインバブルを使って研究で、エボラ出血熱への効果が検証されています。
 
極めて小さい泡、ウルトラファインバブルを使って様々な研究が始まっています。
 
ウルトラファインバブルは、目視では確認できないほど小さな泡で、日本が最先端技術を持っています。
 
ウルトラファインバブルは、医療や農業、漁業など、様々な分野に応用が可能なことから各国で研究がすすんでいます。
 
現在、日本の研究機関は、海外の研究機関と協力をして、世界的な脅威となっているエボラ出血熱の効果を検証しています。
 
このウルトラファインバブルの大きさは、1万分の1oで、わずか1tの水の中に10億個を超えるウルトラファインバブルを入れることに成功しています。

 

民生分野での活用

 

例えば、トイレの掃除にウルトラファインバブルを使えば、洗剤や沢山の水を使うことなく、わずかな水と空気だけできれいに洗浄することが可能になります。
 
東南アジアなどの子どもたちは河川の汚れから感染症を発症して死亡していますが、洗剤で河川や海を汚染することを防ぐことで大切な資源である水を節約し環境を保全することができるのです。

 

水産業分野での活用

 

漁業では、牡蛎の養殖にウルトラファインバブルを使用した例では、牡蛎の養殖で育ちが速いことが確認されています。
 

農業分野での活用

 

生姜には体を温める作用がある

 

高知県では、生姜の栽培にウルトラファインバブルが活用する研究がされており、生姜の根が太く、大きく育つ成果が得られています。
 
生姜は体を温めて血行を良くして免疫力を高める作用があることが確認されています。

 

市販のバブル水の問題点

 

現在、インターネットを中心に酸素入りバブル水、水素入りバブル水などと称して販売されています。
 
広告表示には、ウルトラファインバブルに匹敵する微細な泡が含まれていると説明されています。
 
多くの商品には、科学的に根拠のない美容や健康増進を期待させるキャッチコピーが表示されています。
 
しかし、バブル水を飲んだ場合の健康効果は実証されていません。
 
しかも、その商品を分析器にかけたところ、広告表示されている微小な泡を確認することができていません。
 
バブル水が含まれていれば、1000分の1oほどの泡が分析器の解析グラフに表示されるはずですが、ほとんどの表示されないようです。
 
研究者は、バブル水と偽って、普通の水を販売し消費者をあざむいていると憤りをあらわにしています。
 
このままでは、ウルトラファインバブル水が普及する前に信用が失われると危惧しているのです。

 

国際基準を作る日本の活動の現状

 

 

ウルトラファインバブルは健康増進にも効果 
 
現在、ウルトラファインバブルの産業界は、国際規格を作るべく活動をしています。
 
この分野で最先端の日本は、世界に泡の品質について基準作りを提案しています。
 
ファインバブルの大きさと密度をそれぞれ3つ分類して品質を分かりやすくする差別化すること。
 
各基準を満たしているファインバブルに対して認証マーク与え品質保証を保証すること。
 
日本のファインバブルを作る技術やバブルの大きさを計測する技術は、他国に差をつけており、日本に独占されるとの危惧から基準づくりには難色を示す国があります。
 
お隣の韓国もその一つです。
 
国内では、団体や企業ごとに研究が進められているため、それぞれの研究結果を集約して、オールジャパンとして研究開発の速度を飛躍的に伸ばす計画です。
 
ウイルスや細菌の除去や健康増進にも期待されているウルトラファインバブル、薬が効かない薬剤耐性菌も増えていますので、医療分野でも今後の開発が楽しみです。

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