免疫を活性化させる方法手段


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和食で健康効果

 

日本に昔から伝わる和食には生活習慣病わ予防する働きがある 

 

毎年、1兆円増え続ける国の医療費が重くのしかかっています。
 
その大きな原因になっているのが、超高齢社会と生活習慣病患者の増加です。
 
超高齢社会は介護医療費の増大をもたらし、生活習慣病は中高年を中心に増え続けていますが、こちらも医療費の増大の原因になっております。
 
生活習慣病が増大した背景には、まず食事の欧米化があげられます。
 
戦後の経済発展でこれまでの生活様式は一変し、以前にはなかった贅沢品が普及しました。
 
野菜や海藻、魚、味噌や漬け物、納豆などの発酵食品が中心の食事から高脂肪、高たんぱくの肉やハム等の加工食品、乳製品へと激変しました。
 
日本は長寿であることは世界でも認められています。
 
果物はビタミンB群やビタミンC、ビタミンEやポリフェノール類などを豊富に含むものが多く、健康に良いことはさまざまな研究で明らかにされています。
 
世界の国々と比較すると日本人の果物や野菜の摂取量は少なく喫煙率が高いのですが、世界からみると「野菜や果物の摂取量が少なく喫煙率が多い日本人が、なぜ長生きできるのか」という疑問があり「ジャパニーズパラドックス(日本の逆説)」といわれています。
 
日本人の長生きの要因は医療や食べ物の品質など、さまざま考えられますが、実は「和食」が健康効果があり、長寿の源泉であると認められているのです。
 
 

 

食事の内容を変えば健康体になる

 

 欧米型の食事から和食に見直す

 

もともと日本人の体質に合っていない食事が肥満やメタボリックシンドロームを招き動脈硬化や糖尿病、がんなどの生活習慣病を増大させています。
 
生活習慣病患者が増えた二番目の原因として自動車や電車などの交通機関の発達に伴う運動不足があげられます。
 
現在、日本は世界でも有数な長寿国を誇っていますが、独立して生活が送れる健康寿命と死亡までの平均寿命との年齢差が男性で9年以上、女性は10年以上もあります。
 
国は、この健康寿命と平均寿命の差を縮めるために「健康寿命の延伸」をスローガンに様々な施策を計画しています。
 
ご自身の健康増進、そして医療費の削減のためにも国民の一人ひとりが健康寿命の延伸について考え、自分でできることを進んで行う時期に来ていると考えられます。
 
生活習慣病を未然に防ぐためには運動の習慣化と食事の見直しがあげられますが、中でも食事を見直す方が手っ取り早く効果も早くあらわれます。
 

   

健康効果が期待される和食は世界に普及

 

和食は世界に見つめられた健康食品 

 

日本人が、昔から生活の中で生出した発酵食品や食物繊維主体の食生活に切り替えましょう。
 
和食は、世界遺産にも登録され、健康効果が期待されることから、ヨーロッパやアメリカをはじめ世界各国に普及し続けています。
 
発祥もとの日本人が忘れかけている和食の健康効果を再認識し、ご自身の健康の維持増進に役立てましょう。

 

和食で健康寿命の延伸

 

和食には腸内環境を改善して健康な体質にする 

 

肉類中心の高脂肪、高たんぱくの食事はLDLコレステロール(通称:悪玉コレステロール)を増やして血管を老朽化させて動脈硬化の原因になりますが、更に腸内環境を悪化させて大腸がんの原因にもなります。
 
また、血管年齢と認知症とは正の相関関係があり、血管が老朽化すると認知症リスクも高まります。
 
血液の状態を良好に保つことが重要なのです。
 
近年、大腸がんは増加の一途をたどっており大腸がんは男女共にがんの上位にあります。
 
原因はやはり欧米化した食事にあります。食物繊維が不足すると便秘になり腸内環境の悪化して悪玉菌が優位になり、有毒物質などを産生するため体全体が不調におちいります。
 
腸は体全体の免疫機能の約70%を担当していることから、腸内環境が悪化すれば当然免疫力が低下して細菌やウイルス感染もしやすくなります。
 
和食の発酵食品や食物繊維を習慣的に食べれば、排便を促進して腸内環境は改善してくれます。
 
健康寿命を延ばすには、腸内環境を改善することがはや道です。

 

腸内環境を改善する食材

 

腸内環境を改善する食品を食べる 

 

体に必要な栄養素は「三大栄養素」といわれている炭水化物、たんぱく質、脂質です。
 
炭水化物は、コメやイモ類などに多く含まれています。炭水化物は糖質と食物繊維で構成されていますが、糖質は大切なエネルギー源です。
 
たんぱく質は、大豆などの豆類に多く含まれています。豆類は体の細胞を作るのに必要な栄養素です。また、代謝を速やかにするための酵素も含まれています。
 
脂質は、ゴマやヒマワリ、オリーブなどに多く含まれている栄養素でエネルギー源や細胞を作る成分でもあります。
 
そして、4番目の栄養素が体への栄養素の吸収を助けて健康の維持に大切なミネラルです。ビタミンが不足すると「脚気」や「壊血病」、「くる病」を招きます。
また、ミネラルの鉄分やカルシウム、カリウムなども体の機能を維持、調節するために必須の成分です。
 
さらに6番目が食物繊維で、水に溶けない不溶性食物繊維と水溶性食物繊維とがありますが、消化されない栄養素です。
食物繊維の働きは腸から有毒物質を排出し腸内環境を整える作用があります。
 
以上のように植物には私たちの体に必要不可欠な栄養素が多く含まれています。植物が生命を維持するために作り上げたものが、私たち人間の体を維持するために必要なのです。
 
和食は植物のそれぞれの特徴を生かして考え出された食べ物です。

 

食物繊維

 
「野菜、海草、きのこなど」の食物繊維は、腸内の善玉菌のエサになり、善玉菌を増やすとともに善玉菌を活性化して腸内環境を改善します。
また、食物繊維は腸壁を刺激して腸のぜん動運動を促し排便を促進します。

 

発酵食品として

 
「味噌、醤油、納豆、漬け物など」の発酵食品は、植物性乳酸菌と呼ばれ、その多くが生きて腸まで届き、腸内環境を改善する善玉菌です。植物性の乳酸菌で発酵したヨーグルトも整腸作用があります。

 

オメガ3脂肪酸

 
「 青魚、えごま油、亜麻仁油など」は、必須脂肪酸といわれ人の体に必要な栄養素です。LDLコレステロールや中性脂肪を減らして動脈硬化や心筋梗塞を予防する働きがあります。また、最近の研究で認知症の予防や花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の緩和作用も報告されています。

 

カルシウム

 
「小魚、大豆製品、乳製品など」の食事からカルシウムを摂取しましょう。カルシウムが不足すると骨粗鬆症や変形性関節症、高血圧、動脈硬化、糖尿病など様々な生活習慣病にもかかりやすくなります。
 
 
以上の和食の食材の中から、毎日の食事に少し取り入れてみましょう。
 
食習慣はとても大事です。
 
お肉も細胞を強化する大切なたんぱく質ですが、お肉ばかりが中心の食習慣は不調をまねきます。
 
体に良い食べ物を意識して習慣的に摂取することが大切ですので、お肉中心の方は是非とも、少しでも和食を取り入れて腸内環境を改善しましょう。
 
 
腸内環境を改善させる食品食材のご紹介 


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