売り手市場に転じた就活

 
アベノミクスの景気回復と人材不足により、就職は売り手市場になりつつあるようです。
 
早い段階から内々定が出ており、複数企業からの内々定をもらった学生の中には、最終的にどの企業を選ぶかについて悩んでいるようです。
 
また、意中の企業の面接が始まっていない為、例え内々定を貰っていても、満足していないようです。
 
就職支援大手企業のマイナビでは、前年同期比で5.3ポイント上昇し、16.4%になり、現段階では非常に高い内定率になっており、企業も早い段階から優秀な人材を獲得することを目標にしていることが、伺えます。
 
長い就職難のトンネルを抜けて、就職事情も明るくなりつつあります。
 
まだ、内々定を貰っていない学生の中には、焦りを感じている方も多いようですが、自分が本当に進みたい業界を再考してみましょう。
 
少し、範囲を広げて見ることも必要かもしれません。
 
希望する業界に入ったとしても、必ずしも自分がやりたい仕事が必ずしも出来るかどうかは分かりません。
 
厚生労働省の若年者雇用対策の発表では、26年3月の求人倍率は、大企業の新卒1人当たりの有効求人倍率は約0.7ですが、中堅・中小企業の新卒1人当たりの有効求人倍率は約3.2となっています
 
大手の企業だけに目を奪われず、中小企業にも、素晴らしい企業はたくさんあります。
 
大手企業よりも中小企業の方が自分がやりたい業務が出来可能性が高いかもしれません。
 
少し視点を変えてみることで、視野が広がることもあります。