どんな会社がブラック企業でしょうか

 

どんな会社がブラック企業

 

最近、新卒の就職活動で問題となっているのが、新卒の社員を悩ましている「ブラック企業」です。

 

新卒の就職難を背景に悪徳企業がはびこり、社会問題化しています。

 

社会に羽ばたこうとしている近い将来の日本を担っていく若者達に対して企業理念も道徳心もない企業は即刻、資本主義経済から退場すべきです。

 

しかし、労働基準監督署も中々厳しく取締が出来ないのが実態です。

 

「ブラック企業」の存在と実態を知って、まずは近づかないようにしましょう。

 

また不運にもそんな「ブラック企業」に誤って入社してしまったらどうしたら良いのか。参考にして頂ければ幸いです。

 

ブラック企業の三大キーワード

 

キツイ!安い!追い込む!

 

拘束時間が長く帰さない

 

「もう帰るの」など言われて会社から返さない、時間外が1日4〜5時間、1か月の時間外が100時間程度になることも普通である。

 

休日がない

 

仕事の仕方などのマニュアルを渡され休日に暗記しなければならない。休日明けに暗記テストがあり給与などの待遇が決まる。成績が悪いと待遇が悪くなる。

 

入社前に説明された採用条件と違う

 

募集要項や求人条件、入社前に説明された採用条件と異なり、時間外100時間分が初任給に含まれることを入社後の本契約のときに言われる。

時間外を除外すると実質の基本給が13万円になることもある。悪質なケースでは入社後に言われる。

 

自己都合で辞めさせるために社員を追い込む

 

上司が「他の仕事が向いている」「同期は結果出しているのにキミは出てないね」などと言い自己都合退職に追い込む。

 

 これは戦略的パワハラと言い辞めさせたい社員を追い込み自己都合退職に追い込む。
 

また、会社都合の退職を願い出ると人事部や上司は、「この会社では会社都合の前例がない」「うちではそうゆう辞め方はない」など言われ会社都合で辞めさせない。

 

更に悪質な場合には、口頭では会社都合が了解されたが離職票を受け取ったら違って自己都合で辞めさせられていた等のケースもある。

 

会社側は、会社都合の退職が多いと次回の採用の時に労働基準監督署から採用にチェックが入ることを警戒している。

 

この様なブラック企業は採用した後に社員を選別している。従って辞めさせる見込みで大量採用する。

 

ブラック企業との戦い方

 

1.時間外も含めた勤務の記録を取っておく。

 

2.出来れば上司や人事との会話を録音しておく。

 

3.一人で戦わず専門家である「労働NPOや労働ユニオン」に相談する。

労働基準監督署は厳しく取り締まらない、自分がしっかりすること

日本の高度経済成長期は、終身雇用及び昇給、賞与が普通にあり、時間外や休日出勤があっても頑張ることが出来たが現在は社会、経済の環境は様変わりした。

 

ネットでブラック企業が顕在化

 

被害にあった新入社員のインターネットの書き込みでブラック企業が顕在化してきた。

 

労働基準法に違反する企業には労働基準局による指導があるが何故か厳しく取り締まらないのか不思議である。

 

罰金もほとんど取られないためブラック企業が横行している。また法律で罰金も定められているが金額も少額であるためブラック企業は痛手にならない。

 

ブラック企業の存在は国力を損なわせる

 

以上の様なブラック企業に採用され、強度なストレスにより若者のうつ病患者が増えており国力を失わせる。

 

親から自分の娘や息子が困っていることの相談が増えている。

 

悪いのはぶらっく企業であり、自分は悪くないので心の持ち方を強くすることが大切です。

 

◎自分が悪いと思い込まない。貴方は悪くない!

 

◎最初から会社の言う事は疑ってかかる。簡単には信用しないこと!条件などは書面でもらう。

 

◎簡単にはあきらめない対抗する手段はある。

 

ブラック企業を入社前に見分ける方法

 

悪質・非道なブラック企業

 

1.初任給が高い → 残業代も含まれている可能性がる。基本給や手当の説明を聞き、採用条件を書面でもらう。

 

2.募集人数が多すぎる → 大量に採用した後、新入社員の選別をして辞めさせる可能性がある。

 

3.アットホーム、チームワークなどをメインに宣伝している → 本業の特色やセールスポイント、当社の強みなどを宣伝するのが当然。

 

4.マーケティングセールスなどの横文字に注意する、募集の横文字に惑わされるな!

 

コーポレートプロフェッショナルアドバイザー → 損害保険の外回り営業

 

オフィスIT化コンサルティング → コピー機の営業販売

 

ハウスメンテナンスアドバイザー → シロアリ駆除の訪問営業

 

アミューズメントスタッフ → パチンコ・パチスロ店の社員

 

フィールドスタッフ → 御用聞き営業

 

会社説明会では一見感じの良い社員が会社内容や社内の様子などの説明する時があるが、良いことばかり話す様な会社は注意すべきでしょう

 

やりがいがあり、楽しい会社だと良いことばかりの説明をする。

 

この様な説明会では、話しを聞きつつ質問もすべきである。質問した事で採用にマイナスになるような会社なら最初から入社しない方がマシである。

 

また、一度の面接だけ内定が出たり、面接官がその場で「採用します」など即答する会社は信用できないと見たほうが無難である。