面接官に好感を持たれる面接のポイント
就職活動では面接が重要なポイントとなります。
でも、面接が好きで自信がある人もあまりいないと思います。そこで面接に望むにあたり少しのお話をしましょう。
会社の面接で大半の会社は「志望動機は?」と聞かれます。
もしかしたら、ありきたりの「貴社の事業に興味がありまして」と返事していませんか?
事前に面接を受けようとする会社の事業内容を調べて、自分なりの具体的な意見を持っておきましょう。
単純にイメージだけで返答すると実際の業務との違いを指摘されることもあります。
正しい情報を取り入れて、その上でこの会社で自分がしたい事を少し具体的に説明し、それが可能かどうかと質問すれば会話に深みが増して、真剣に就活に取り組んでいることが伝わるでしょう。
採用されたら仕事を通じてこういった力をつけたい。こういった提案をしてみたいなど具体的な説明をすることで、「貴社の事業に興味があること」が真剣だと伝わるはずです。少しの面接での対応にライバルに差をつけましょう。
例え、就職内定を頂いても経済情勢の変化や自然災害などにより直前で内定取り消しといった事が普通に起こることもあります。
だからこそ、ライバルに差をつける面接対策が必要なのです。あと面接で好印象を与えるコツは
・相手の目を見て答える。
・言葉は語尾まではっきりと話す。
・服装は小奇麗にしておく。
などか、基本中の基本である事はご承知のとおりです。
就活のための面接対策
有効求人倍率が史上最低と報道されて久しく、就職難の環境で就活に励む方も厳しさを増しています。
先日行われた就活者への調査、就活を漢字一字で例えると「苦」がトップになったそうです。
内定が中々決まず、悩んで苦しんでいる就活者の想いが伝わってきます。
さらに若者の企業の定着率が低くなっていることからか、筆記試験より面接試験を重視する傾向が強くなっているのです。
実際に面接を担当する企業の人事担当者が指摘するのは「ロボットを相手にしたような完璧な面接は逆におかしい」という印象です。
何社か面接を受けていると共通の質問が出てきます。また、質問に対しての回答を準備して記憶しているため会話に間がなくなるようです。
面接ではその人のコミュニケーション能力を見ているので、これではコミュニケーション能力不適格との印象を持たれてしまうということです。
面接では日常会話のように話をする方が良いようです。
もちろん、会話の中に礼儀を伝える事も重要であることは言うまでもありません。
就活と面接のすすめ方
近年の企業において新卒の採用は学歴はもとより、
「その企業が求めている発想力」
「チャレンジ精神」
「コミュニケーション能力」
「困難に打ち勝つ力」など
学歴や基本的な学力以外にも、その企業が必要とされている人材なのかを判断することが必要とされています。
一般的な就活の流れは次の様になると思われます。
1 会社説明会で始まり
2.履歴書(エントリーシート)の提出
3.その後SPI(SPI2)試験を経てから学力レベルを企業で選定され
4.グループディスカッションを実施
5.最終的に人事面接、役員面接
6.内定になる
この様な流れが 一般的だと思われます。企業としては、面接では学力だけではなくビジネスで要求される「能力」や「資質」を持っているかを問うのです。
また、今後の自分仕事へのビジョンをしっかり持ち、その企業に対する知識をどの程度持っているか、またその人間が持っている仕事観、人生観を確認する場が面接です。
【就活における面接のいくつかの大きなポイント】
● 面接は自己PRの場であるが、意見を述べ過ぎても内定は得られません。必要なのは面接する人の意図を理解し、質問の意味や狙いが分かれば、間違った答えをしたとしても面接官の評価を得られる。
● 簡潔で分かりやすく、ゆっくり、落ち着いて話す事が大切である。ポイントを絞り、あまりいっぺんにたくさん話さない、また自分のことを良く見せようと頑張りすぎない事。
● 質問に対し、自信を持って答える。謙虚さを忘れずに、他の人には負けないセールスポイント等 自信を持って答える。
● いろいろ話したいことがあっても、長々と話さない。一言で語ること 解り易く簡潔に表現する事が大切。
● 最終的に仕事に対する価値観、職業観「考え方」や「夢」等を目標を明確にしておく事が大切である。
【人物面・志向面を判断される】
・自分の人物像を明確にして自分なりにまとめておく
・強いチャレンジ精神と自ら何かを興したいという意欲をもっている
・協調性と高いコミュニケーション能力
・向上心を持ち行動・目標達成能力が高い
・リーダーシップを有している