企業のインターンシップ制度の導入が急増

 

企業のインターンシップ制度導入が急増しています。
 
去年の700社と比較すると倍増の1400企業になります。
 
この背景には、今年度から就職活動が3月に後ろ倒しとなるため、企業の新卒者囲い込みの動きと見て取れます。
 
企業は、採用が遅くなるため、危機感を感じ、インターンシップ制度の導入を決めているのです。

 

「実際にあなたが働いてみたい企業」は?

 
日本法規情報株式会社が2014年3月31〜4月20日に実施したアンケートで「理想の職場」や「実際にあなたが働いてみたい企業」について次のような傾向があることがわかります。
 
有効回答数は1263(男性:494人?女性:769人)
 
以下がアンケートの結果

企業を選んだ理由は?

 
1.やりがいがある仕事ができそうだから
 
2.将来的に安定しているから
 
3.有名だから
 
4.賃金が高そうだから
 
5.キャリアアップできそうだから
 
6.子育てと両立出来そうだから

 

あなたにとって理想的な職場は?

 
1.人間関係が良好
 
2.良い上司や同僚に会える
 
3.賃金が高い
 
4.やりがいのある仕事が出来る
 
5.有給休暇が取り易い
 
6.キャリアアップ出来る
 
7.子育てと両立しやすい
 
8.プライベートを生かせる

 

インターンシップ制度は、救いとなるでしょうか?

 
アンケートでは、職場の良好な人間関係を求める声が多く、これまでは実際に入社しないと分かりませんでした。
 
配属される部署によっても明暗が分かれると云ったこともあります。運を天に任せざるを得ない部分もあります。
 
努力と苦労の末、希望する企業に就職が叶ったものの、頭に中で描いていた職場ではなかったという悩みを聞くことがあります。
 
インターンシップ制度は、学生にとっては就職前に企業を体験することで就職活動の参考になると考えられます。
 
インターンシップ制度を導入する企業が増えることで、この様なギャップも少しは改善されそうです。