ニンニクで免疫力アップ


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ニンニクで免疫力アップ

 

免疫とは有害なものだけを攻撃する力

 

ニンニクで免疫力アップ 

 

免疫とは一般的に病気と戦う力だと解釈されているようですが正確には「体にとって必要なものと不必要な有害なものとを判別して有害なものだけを攻撃する力」を指します。 

 

免疫の第一次防御ラインは皮膚であり皮膚には常在菌と呼ばれる健康には害を与えない細菌など数多く棲みついています。

 

これらの常在菌がいるために病原菌が体に付着したときには常在菌が戦って生き残った病原菌だけが傷や口などを通して体の中に入ります。

 

常在菌によって病原菌の数を減らし弱めることで病原菌が体に入っても被害は大きくはならない仕組みになっています。 

 

ところが近年日本人は清潔になりすぎてしまい消毒などによって常在菌までを殺菌・除菌するために第一次防御ラインがぜい弱になってる傾向があります。

 

数多くの強い外敵が強いまま侵入してくると食中毒や伝染病にかかりやすくなります。 

 

性別でみると常在菌の中でも強い免疫を発揮している乳酸菌の数は圧倒的に女性のほうが多いのです。

 

これは理由があって、お腹の胎児を守るための仕組みの一つで女性の皮膚には乳酸菌が多く料理を手作りすることによって、この乳酸菌が家族の口にするものに入っていきます。

 

乳酸菌は腸内細菌の善玉菌を増やし腸内環境を整え弱酸性にし悪玉菌を減らす働きがあります。

 

悪玉菌は有害物質を産生しますがこの排除するために免疫細胞が働きます。

 

その分だけ病原菌などと戦う力が低下しますので、日頃より、腸内細菌の善玉菌を増やして、腸内環境を整えておくことが大切です。

 

   

ニンニクを食べて免疫力をアップ

 

ニンニクを食べて免疫力をアップ 

 

ニンニクは昔から滋養強壮に活用されてきました。

 

アメリカでは、長年にわたって「がんと免疫」の研究がされ、ニンニクは「デザイナーフーズ」として野菜・果物群の中でピラミッドのトップに位置し免疫力を高める食品になっています。

 

日本では、ニンニンクの臭いの刺激が強すぎるとして嫌われがちですがアメリカでは健康食として普及しています。

 

ニンニクにはなんと70種類もの成分が含まれていますが特に注目される成分には、次のものがあります。

 

@アリシン

アリシンは、臭いの元になる成分で臭うので食べないという女性も多いです。

また、男性でも仕事で人と接する機会が多い人は、どうしても敬遠してしまいます。

 しかし、この効能は素晴らしく殺菌作用や解毒酵素の働きを助けて免疫力を高めることやタンパク質の消化を活性化して胃液の分泌を促して食欲を増進させ抗がん作用の働きもあります。
 

Aスコルジン

スコルジンはアリシンとは違い無臭で血液をサラサラにして高脂血症や動脈硬化等の予防や改善の効果が期待できます。

 

B有機ゲルマニウム

有機ゲルマニウムは赤血球の働きと同じように酸素を身体の細胞へ運ぶ役割をします。有機ゲルマニウムは全身へ新鮮な酸素を運び身体を弱アルカリ性に保つ働きがあります。

 

以上のように、ニンニクは健康の維持増進のために非常に有益な栄養素が大量に含まれていますが大量に摂取すると貧血を引き起こしたり胃を荒らしたりする作用がありますので注意が必要です。

 

1日に食べる目安は生ですりおろし場合で一片程度で焼いたり炒めたりして火を通す場合は2〜3片程度を目安として下さい。

 

ニンニクの効果で健康維持増進

ニンニクの効果で健康維持増進

 

昔からニンニクは健康に良いと言われています。

 

さて、ニンニクのどの成分が体に良いのでしょうか?

 

世界の歴史を遡れば、古代エジプト文明の時代のこと、ピラミッドなどの建造に肉体労働従事した人々が、ニンニクを食していたことが歴史書に記録されています。

 

ニンニクには滋養強壮や疲労回復の効果があったから常用していたのでしょう。

 

ニンニクの効能に対する科学的究明は最近のことです。

 

ニンニクは臭いが刺激的で食事として食用とすることを嫌う方もいます。

 

そこで臭いの原因を突き止めるための研究が盛んになりました。

 

そして1942年にニンニクの臭いの成分を突き止めました。

 

この成分はアリシンという物質で、抗菌作用や殺菌作用が特に強力であることが解りました。

 

また、ニンニクのアリシンは他の物質と結合してアリチアミンという物質に変化することがわかり、これはビタミンB1以上にビタミンB1の働きをすることが解明されました。

 

ビタミンB1は体内で糖を分解してエネルギーを作る働きをします。

 

仮に体内でビタミンB1が不足すると糖の分解が進まずエネルギー不足が起こります。すると当然の事ながら疲れやすくなり体力が低下してしまいます。

 

そのほかの成分も体に対して大変有効に作用します。肝臓の細胞を活性化して健康な状態に戻す働きや血液をサラサラにし動脈硬化や血栓の予防改善をします。

 

また、胃腸の働きを整えたりインシュリンの分泌を助けて糖尿病の予防改善につながります。

 

心臓の働きを正常にコントロールして血圧を正常に保つ働きなどもあります。


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