成長ホルモンが多く分泌される時間帯
睡眠不足はお肌の大敵と言われますが、睡眠不足が続くと女性ホルモンの分泌量が減少します。
成長ホルモンの分泌は年齢とともに減少しますが、日常の生活習慣に気をつけることで分泌を増やすことができるのです。
成長ホルモンがたくさん分泌される時間帯があります。この時間帯にぐっすり睡眠することが新陳代謝を盛んにしてお肌の若返りに大切なのです。
女性ホルモンのエストロゲンが減少すると、お肌が乾燥してハリが失われ、お肌のターンオーバーも乱れ,メラニン色素が蓄積しやすくなりシワやシミにつながります。
更に成長ホルモンの分泌量が減少すると骨がもろくなり、血管の老化、脂肪の蓄積、発汗量も減少してお肌がカサカサになります。
人類は、生命の誕生以来、太陽の日の出と共に狩猟などの活動をして、日が沈めば休息・睡眠をとる太陽を中心にした生活サイクルでした。
成長ホルモンの分泌は、深夜の1時から2時頃にピークになります。この時間帯を「お肌のゴールデンタイム」と呼んでいます。
出典:medical.quus.net
また、就寝後約2時間後に成長ホルモンの分泌が盛んに行われ、寝ている間にお肌のオーバーターンが起こって、古い細胞と新しい細胞が入れ替わります。
この様な体内時計や生理機能の作用は、DNAに組み込まれており、短期間で変化することはありません。
近年、文明や経済の発展に伴って昼間と夜間が逆転した生活パターンの方も多くなりましたが、これはお肌の健康には良くないことになります。
成長ホルモンの分泌を増やす食べ物と食べるタイミング
食べ物
成長ホルモンの分泌にはアミノ酸が有効です。
肉類や魚類、卵、乳製品、大豆製品などの良質なタンパク質をバランスよく食べることでアミノ酸を摂取しましょう。
食べるタイミング
胃から分泌されるグレリンは、成長ホルモンの分泌を促進させる働きがあります。
このグレリンは、空腹時に多く分泌されますので、空腹を感じてから食事をするように食習慣を見直しましょう。
以上のことから、成長ホルモンが分泌を促進する食事や食事のタイミング、また成長ホルモンが多く分泌される時間帯に睡眠してお肌のオーバーターンを正常化して美肌につなげましょう。
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