お酒ダイエット美肌効果
昔から「酒は百薬の長」といわれている通り、適度なお酒は血行を促して新陳代謝を高めて健康増進、ダイエット効果や美肌効果も期待できます。
しかし、過度な飲酒は逆に肝臓に負担をかけてしまいます。
特に女性の場合、アルコールにより死滅したグラム陰性菌を肝臓で殺菌する際に女性をホルモンが発信する信号によって肝臓が過剰に働き負担をかけてしまいます。
女性の場合、日本酒の適量は約1合です。お酒は適量を守りダイエット効果や美肌効果を引き出しましょう。
日本酒の美肌効果
日本酒のコウジ酸は美肌をつくる
最近は、海外でも日本酒が飲まれるようになりました。和食が普及したことが大きな要因になっているようです。
日本酒に含まれているコウジ酸は、お酒造りの麹菌が発酵するときにつくられる物質です。
このコウジ酸には、シミの原因になるメラニンの色素の生成を抑える働きがありお肌を美白に導く働きがあります。
お肌が紫外線を受けるとダメージを抑えようとしてメラニンを黒色化するチロシナーゼが分泌されます。
コウジ酸は、このチロシナーゼの分泌を抑制することでメラニンの黒色化、つまりお肌の変色を防ぐ働きがあります。
酒造りに直接携わる人の手が白くてきめ細やかなところから、コウジ酸の作用が発見されて化粧品にも応用されています。
アミノ酸が豊富で保湿効果
日本酒は、米に麹菌や酵母菌を添加して発酵させて作られますが、米のたんぱく質を発酵する段階でアミノ酸が生成されてお酒のうま味や深みを作ります。
アミノ酸と水分は、結合しやすい性質がありお肌の角質層に届いて保湿因子となりお肌に潤いを与える働きがあります。
日本酒のアミノ酸含有量は他のアルコール飲料よりも多いことが分かっています。
日本酒は1日1合が目安です。
赤ワインの脂肪燃焼効果
赤ワインでアンチエイジング
赤ワインに含まれている豊富なポリフェノールは、体内への吸収率が高く抗酸化作用でアンチエイジング効果が期待されます。
米国オレゴン州立大学のラットを使った研究では、赤ワインに脂肪肝を減少させて血糖値を下げる効果が確認され、脂肪燃焼効果があることが証明されたと報告しています。
また、別の研究でも習慣的に赤ワインを毎日飲んでいる人は飲んでいない人と比較して体脂肪率が低いという結果も報告されています。
ワインはアルコール度数にもわよりますが、目安として12%でグラス1杯から1.5杯程度が適量です。
マッコリは腸内環境をキレイに
腸内環境を改善する乳酸菌を豊富に含有するマッコリ
朝鮮の大衆向け醸造酒で、日本の「どぶろく」に相当するマッコリは米を主原料とするアルコール発酵飲料で朝鮮半島の伝統酒の一種です。
乳酸醗酵により雑菌の繁殖が抑えられる点は日本酒と同じであるが、一般にマッコリでは乳酸菌飲料のような微かな酸味と炭酸発泡の味が特色です。
日本酒と同様にマッコリも麹から作られているお酒なので美白効果があります。
マッコリのボトルに含まれている乳酸菌は約700億個とヨーグルトよりも豊富に含まれております。
乳酸菌は、腸内の善玉菌のエサになり腸内環境を改善します。
腸内環境が改善すれば便通も改善して便秘の予防や改善に役立ちます。
また、腸内環境が改善すれば、肥満に関連している悪玉菌のファミーキューテス菌の活動を抑えることができます。
腸内環境が改善すれば、血液もキレイになって美肌効果も得られます。
マッコリのアルコール度数は6%から8%が主流ですので、2合程度を目安にして飲みすぎないようにしましょう。
関連ページ
- 成長ホルモンが多く分泌される時間帯に睡眠
- 美肌に必要な成長ホルモンは寝ている睡眠中に多く分泌されます。規則正しい生活習慣が健康と美肌につながります
- お肌の保湿は加湿器の代わりにコップ一杯の水
- 冬の乾燥した空気はお肌と髪の水分が奪われ肌荒れや髪のバサバサの原因となります。コップ一杯の水を飲んで保湿しましょう
- お肌のために水分補給は常温以上で飲みましょう
- 冷たい飲み物は体を冷やし、むくみの原因にもなり美肌には大敵です。水は常温か温めて飲みましょう
- オリーブオイルは毎日飲めば美肌効果が高い
- オリーブオイルのオレイン酸」は、お肌にバリアを作り刺激から守って、くすみを改善予防してツヤのあるお肌をキープしてくれます
- ショック療法、HSP入浴法でシミやシワを抑制
- HSPは「熱ショックタンパク質」と呼ばれ、お肌の細胞を修復してシミやシワを予防改善する作用があります