キシロオリゴ糖
キシロオリゴ糖は、キシロビオースを主要成分とするオリゴ糖です。
自然界では、タケノコやトウモロコシ、白樺などに少量含まれています。
キシロオリゴ糖は、善玉菌のビフィズス菌のエサとなり、腸内環境を整えます。
大腸菌やウェルシュ菌などの悪玉菌の活動を抑えます。
また、便通の促進効果があるといわれています。
キシロオリゴ糖を成分に含んだ商品が特定保健用食品(トクホ)として許可されており「おなかの調子を整える食品」の表示がされています。
厚生労働省の規格基準では、キシロオリゴ糖は、オリゴ糖の中では最も少量で整腸作用を発揮するとされています。
キシロオリゴ糖は、虫歯を予防する糖アルコールとしても知られています。
甘さは 砂糖とほぼ同じでさわやかな甘さが特徴で、ガムや歯磨きとしても使用されています。
虫歯は、有害菌のミュータンス菌が口腔に残った糖を分解し強い酸を生成することで起こります。
キシロオリゴ糖は、酸を抑えて虫歯になりにくい環境にします。
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