腸内フローラ辞典 大豆オリゴ糖とラフィノース

大豆オリゴ糖とラフィノース

 

大豆オリゴ糖とラフィノース 

 

大豆オリゴ糖は、マメ科の食物に多く含まれ、大豆から水で抽出したときに含まれる少糖類です。

 

代表的な大豆オリゴ糖は、スタキオースとラフィノースです。

 

ラフィノースは、ビートオリゴ糖とも呼ばれ、植物界に広く存在しており、ビート、ユーカリ樹液、大豆等に比較的多く含まれています。

 

ラフィノースは難消化性で、胃や小腸で消化酵素によって消化吸収されないので、血糖値の上昇を抑えられることが確認されています。

 

大腸では、善玉菌の代表格のビフィズス菌のエサになり増殖させて、腸内をの環境を整えます。

 

そして、悪玉菌の代表格である大腸菌やウェルシュ菌の活動を抑えて働きを弱めます。

 

大豆オリゴ糖を含む成分は、特定保健用食品(トクホ)の認可されていて「おなかの調子を整える食品」の表示が可能です。

 

大豆オリゴ糖の摂りすぎは、おなかが緩くなることがあるとされています。

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