アロエベラには皮膚を構築する働き
小林製薬株式会社と近畿大学薬学総合研究所の共同研究で、「アロエベラ液汁が皮膚の細胞に分子レベルで作用し、美肌効果を発揮することを発見した」と発表しました。
熱帯地方で育つアロエベラの葉肉には、多くの有効成分が含まれている事が知られています。
その有効成分とは、必須アミノ酸、ビタミン・ミネラル、アロイン、アロエニン、アロエチン、アルボラン、酵素、植物繊維などで、医者要らずの植物としても知られています。
アロエベラのネバネバ成分は、多糖類でデトックス作用があることでも知られています。
また、アロエベラに含まれるバイオスチムリンは、皮膚の新陳代謝を活発にする働きは以前から注目されていました。
今回の研究では、新たに美肌効果が発表になりました。
1.お肌のターンオーバー促進作用
栄養バランス、ストレス、睡眠不足、血行不良などが原因で、お肌のターンオーバーが乱れ、肌荒れや老化につながると考えられています。
ターンオーバーの指標として、角質細胞を守るタンパク質の膜のインボルクリンが知られていますが、アロエベラは、このインボルクリンを増加させることがわかりました。
この結果より、アロエベラはターンオーバーを促進することがわかりました。
2.細胞接着因子の増加作用
細胞同士を接着する細胞表面タンパク質として知られる、インテグリンやカドヘリンは、細胞の増殖や生存性維持の制御に関しても直接的で重要な役割を担っています。
アロエベラは、これらの細胞接着因子を増加させることがわかりました。
この結果より、アロエベラは細胞の接着因子を増やし、強固な皮膚構造に導くことがわかりました。
3.皮膚の構築作用
アロエベラには、皮膚のバリア機能に重要な顆粒層を厚くし、充実した表皮多層構造を構築することが確認されました。
この結果より、アロエベラはバリア機能の高い皮膚構造の形成を促し、細胞が詰まって整ったきれいな肌へ導くことがわかりました。
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